韓国招待試合後も、韓国との練習試合2連戦に臨んでいたバレーボール男子日本代表Bチーム。今大会の影響により、男子日本代表の人気が韓国国内で爆発的に沸騰しているようで、韓国メディアも「ビジュアルと実力を備えた日本代表」との記事が人気となっています。
今大会に参戦したチームの中でも身長は低めながら、ボールを拾い攻撃に繋げる日本バレーで魅せ、3位となっていた日本。特に初戦の韓国戦での粘り強さが話題となっており、韓国メディアがこぞって取り上げ、Bチームながら強い日本を称賛していました。
そんな強さに加え、日本選手のビジュアルの良さに注目する韓国ファンの方々も増加。特に日本でも人気の高い高橋慶帆選手に注目が集まっているようで、その力強く魅せるプレーはもちろん、選手たちとのコミニュケーションなどコート外の様子も話題となっていました。
そんな日本代表Bチームは、18日に続き19日も大会があった堤川室内体育館で韓国との練習試合を実施。この日は残念ながら、前日にあったように大韓バレーボール協会の公式YouTubeによるLIVE配信はなかったものの、韓国ファンの方々が多く現地に駆けつけていたようです。
そんな今韓国で話題沸騰となっている日本代表を、韓国メディアも続々取り上げており、日本代表の記事が投稿されると軒並み閲覧数が上位に…。その中でも、19日現在特に閲覧されているのが、キャプテン・大宅真樹選手と高橋選手を取り上げたWEB記事。
「ビジュアルと実力を兼ね備えたオポジット・ケイハンも、キャプテン・セッターオオヤも目指す終着点は『Aチーム』だ!」とのタイトルの記事では、「秀麗な外見と同じくらい実力が輝いたオポジットも、チームのキャプテンであるセッターも同じ夢を見る」として、今大会最終戦のブラジルに敗れるまで、高橋選手が平均身長で勝る相手に得点を量産していたこと、コート内の光るプレーだけでなく、試合終了後には会場にいる方々に可能な限りファンサービスをし、これらすべてのことで韓国の人々を魅了していたことを記述。
しかしA代表には強力なサウスポーオポジットが2人もおり、大宅選手同様今大会はそのA代表入りのための絶好のチャンスであったこと、夢を叶える場となっていたことなどが語られており、『そんな日本の育成システムを韓国は見習う必要がある』と記事をまとめていました。
この他にも韓国では、今大会で韓国が日本に逆転負けを喫していた記事や、日本Bチームが今大会躍動していた記事、またA代表のパリ五輪で金メダルを目標としている記事や、西田有志選手と古賀紗理那選手との絆などを取り上げた記事が人気となっているようです。
18日にはJVAから、公式サイトやSNSに今大会で3位になったこと、今回の韓国での大会や練習試合がBチームにとって今年度最後の活動となったことなどが報じられ、今後とも代表チームへの応援を求めていました。