7月17日に閉幕した韓国招待試合で、3位となっていたバレーボール男子日本代表Bチーム。翌18日には韓国代表と練習試合を行なっており、その模様は大韓バレーボール協会SNSによってLIVE配信され、しかも入場は無料というファンの方々には贅沢な試合となっていました。
今大会日本は開幕3連勝を飾るも、最終のブラジル戦でストレート負けを喫していました。大会終了時点で、日本と韓国、そしてブラジルが3勝1敗で並んでいましたが、日本とブラジルは勝ち点8で並びセット失点差でブラジルが2位、そして韓国は9で優勝となっていました。
試合後には表彰式が行なわれ、チャンピオンである韓国は2万ドル、準優勝のブラジルは1万ドル、そして3位の日本には5千ドルが贈られ、最後には出場チームによる集合写真も撮られており、和やかな雰囲気の中で今大会は閉幕していました。
この翌日からは、韓国の大韓バレーボール協会から報じられていた通り、日本と韓国が大会と同じ会場で2日間に渡り練習試合が行なわれており、異なるSNSによって途切れ途切れにでしたがLIVE配信され、選手たちの声がよく響く臨場感たっぷりの配信となっていました。
また韓国メディアが報じるところによると、この練習試合の観戦は無料となっており、大会期間中ほどではありませんが、カメラを手に両チームの選手を収めたり、なかなか観戦することができない近さの試合に、食い入るようにご覧になる方々の姿も映されていました。
しかし残念ながら、この大韓バレーボール協会SNSによるLIVE配信カメラの位置が、見やすいサイドラインからではなく、韓国のエンドラインからとなっており、日本選手の様子はよく確認できず、得点についても目視することは困難でしたが協会がチャットで報じていました。
それでも、この日14時からスタートしたであろう練習試合は、30分後に安定したLIVE配信となり、韓国のファンの方々を中心に300人以上が視聴されていたようです。私も視聴させてもらっていましたが、コートの汗を自分たちで拭く姿や大きな歓声が響く試合で、大会2日目のような審判による疑惑の笛なども特になく、純粋に練習試合といった様子となっていました。この練習試合は翌19日も行なわれる予定となっており、おそらく14時からこの日と同じ大韓バレーボール協会SNSによってLIVE配信されることでしょう。
いよいよ来週からA代表はパリ五輪に挑むことになりますが、B代表の選手たちも自分たちに今できることを精一杯し、日本バレーボール界の底上げを図ってくれることでしょう。