カナダ・カルガリーを会場に、3月2日から競技がスタートした世界ジュニア選手権2023。
2日早朝にはペアのショートプログラムが行なわれ、年齢制限により今大会を最後に公式戦から離れることとなる、はるすみこと、村上遥奈選手と森口澄士選手が登場しました。
ISUが開催する中で、ジュニア世代の大会としては最大である今大会。
日本勢として8選手が出場しており、ペアには、昨年1月にコーチからの勧めでペア結成し、シングルとの二刀流で素敵な演技を披露してくれている、はるすみペアがエントリー。
ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2023
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年3月1日
ペアの公式練習が終了しました。#村上遥奈 #森口澄士#FigureSkating #フィギュアスケート pic.twitter.com/VUtDUPaFTj
1ヶ月ほど前からは、先輩ペアであるりくりゅうが練習拠点としている、カナダのスケートオークビルで最終調整をしていた2人。
オリンピックメダリストであるメーガン・デュハメルコーチから、厳しくも愛のある指導を受けている様子が報告されていました。
事前にカナダ入りしているということで、時差や移動の面では有利となっていた2人。
公式練習では、安定感のあるツイストリフトやキレのあるサイドバイサイドをする姿を披露し、直前の6分間練習でも、リラックスした表情でプログラムを確認していました。
昨年6月のルール改正による年齢制限で、今大会を最後に3シーズンもの間、競技会には参加できないこととなっている2人。
森口選手が、
「3年後、4年後に大きな大会へ出ていけるよう頑張りたい!」
と語るように、若きペアの2人には期待の声が寄せられています。
そんな2人は、爽やかな青の衣装で登場。
曲とともに軽やかに滑り出すと、冒頭のツイストリフトを決め、続くスロージャンプも成功。
その後も、ペア結成から1年とは思えないほど、息の合った演技を次々と披露する2人の表情は、常に笑顔が溢れていました。
終盤のデススパイラルでは、会場から大きな拍手と声援が送られ、フィニッシュ後には笑顔でその声援に応えた2人。
リンクから上がる際には、ブルーノ・マルコットコーチや濱田美栄コーチから称賛の声をかけられ、喜ぶ顔が映されていました。
キスクラでも、疲れのある中、笑顔で写真撮影に応じるなどリラックスしていた2人の演技は、これまでの自己ベストを8点近く上回る、55.69点をマークし、6位通過に。
この点数には、森口選手も思わず驚きの表情となっていました。
❄️世界ジュニア🇨🇦ペアSP❄️
— 【公式】フジテレビスケート (@online_on_ice) 2023年3月1日
デビュー戦ノーミス発進✨
55.89で自己ベスト大幅更新🙌#村上遥奈 選手「カナダで練習した甲斐あった」#森口澄士 選手「楽しみだったけどすごく緊張した」
◤ 3/7(火)26:25〜
地上波関東ローカルにて放送 ◢#figureskate#フジスケ#世界ジュニア#ペアSP#はるすみ pic.twitter.com/b0QrABwXMu
これを知ったファンの方々からは、
「この大舞台で、自己ベストを7点以上更新するのは凄すぎる!」
「より魅せるプログラムに洗練されてたし、滑ってる時の表情がとても素敵!」
などといった称賛の声が寄せられており、フリーでも好演を期待しているようでした。
なお続くフリーは、3日11時から行なわれることとなっており、その後表彰式となっていますので、そこでの台乗りを期待したいですね。