3月22日から競技がスタートする、世界フィギュアスケート選手権2023。
6日には公式サイトにて、出場予定選手のページが更新され、りくりゅうペアの笑顔の写真に、ほっこりしたファンの方々。
しかし、地上波放送は未だシングル種目しかライブ放送しないようです。
さいたまスーパーアリーナを会場に開催される今大会。
6日には公式サイトで、競技時間の変更と出場選手ページの更新が行なわれ、選手ページには、競技中の真剣な写真が使われている他の選手たちと異なり、なぜか笑顔で肩を組む写真が使用されていたりくりゅうペア。
この大会の放送権をもっているはフジテレビなのですが、公式サイトには「coming soon」という文字が並び、まだオープンしていない状況。
しかし、例年通りであれば、男女シングルのみがリアルタイムでライブ放送されることとなりそうです。
この事態に、ファンの方々からは
「世界フィギュアで、ペアが放送されない理由って何だろう…」
「今年も男女シングルだけ?ペアやアイスダンスもぜひ!」
などといった不満や要望の声が寄せられており、その注目の高さを物語っています。
昨年の今大会で、日本ペア史上初の銀メダルを獲得するという快挙を達成しているりくりゅう。
今シーズンは、出場した全ての大会で優勝を果たし、3月7日現在、文句なしの世界ランク1位となっており、実力は折り紙付きとなっています。
世界選手権、応援ありがとうございました。
— Ryuichi Kihara(木原龍一) (@ryuichi_kihara) 2022年3月28日
シーズン最終戦、ベストな演技は出来ませんでしたが、メダルを獲得出来た事を嬉しく思います。
今回の結果に満足せず、これからも皆様に成長した姿をお見せ出来るよう頑張ります。
どうぞ今後とも応援宜しくお願い致します。 pic.twitter.com/PN0ZdLrt0d
前戦の四大陸選手権では、同じく放送権をもっていたフジテレビが、キービジュアルのメインにりくりゅうを添え、深夜や放送圏内などの条件はありましたが、2人の演技を届けてくれており、今まさに新たな道を切り拓きつつあるりくりゅうの2人。
ペア結成当初から、木原選手は
「知名度を上げたい!名前を売っていきたい!」
と事あるごとに語ってくれており、時には自身らのことを、自ら
『おじさんと少女』
と名付けるほど、日本におけるペアの認知度と魅力拡大に奮闘。
その最たる出来事が、昨年2月の北京冬季オリンピックでの活躍。
団体戦銅メダルへの貢献や、個人戦で史上最高順位となる7位入賞を果たす演技を見せるなど、魅せる演技とその実力の高さで、観た方々を一瞬で虜にしてくれていました。
演技後のりくりゅう💬
— オリンピック (@gorin) 2022年2月19日
木原龍一選手「今日はとにかく楽しんで滑ろうと話していた。心から楽しんで滑ることができたので本当によかった」
三浦璃来選手「2人がここまで来れてよかったなと本当に思った。この経験は本当にかけがえのないもの。次に繋げれらるように頑張りたい」#オリンピック pic.twitter.com/K6u1XeZlDv
そんな2人を今大会も応援しようと、SNSでは
「りくりゅうペアの三浦璃来選手、木原龍一選手を応援します!」
という投稿が相次ぎ、日本開催ということもあり、現地で出来立ての応援バナーを手に、現地に参戦するという方々も多いようです。
そんなりくりゅうは、競技開始初日となる22日11時からのショートプログラム、そして翌23日のフリーに登場し、声出し解禁となった会場の大歓声の中、素敵な演技と満面の笑みを見せてくれることでしょう。