3月30日から開幕した、オリンピックメダリストや世界選手権王者を中心とした、フィギュアスケート界のトップスターによるアイスショー「スターズオンアイス2023」。
初日となった30日には、羽生結弦さんやりくりゅうらの演技・公演の全容が明らかとなりました。
この日まで、昨年まで以上にリハーサルの情報が出てこなかった今年の公演。
本日の18時の開幕まであとわずか🌈#スターズオンアイス 2023#羽生結弦 #宇野昌磨 #坂本花織
— TBSフィギュアスケート (@TBS_figure) 2023年3月30日
超豪華😲
全員そろってのリハーサルを終え
奇跡の一枚📯
チケット購入まだ間に合います❣
本日の当日券は17時から会場にて販売致します
明日の当日引換券も販売中!#SOI pic.twitter.com/5FLfRZvxaq
18時の開演から程なく、期待の高まる中、いきなりオープニングのリンク中央から登場したのは何と羽生さん。
ライトアップの瞬間、歓声が会場から寄せられ、手拍子とともに華麗に舞い始めました。
長い足を見せつけるかのようなスピンでは、黒いシャツから鍛え上げられた腹筋を大胆に見せつけ、続いて宮原知子さんやジェイソン・ブラウン選手ら、男女4人ずつが群舞を披露。
その輪が徐々に広がり、流れるようにトップスケーターの山本草太選手の「ポエタ」に移行。
1部には、グランプリファイナル女王の三原舞依選手も登場。
この時期に相応しい、先日の世界選手権のエキシビションでも披露した「さくら」を舞うと、会場から温かな拍手や声援が送られ、桜を手にフィニッシュすると、会場から真新しい応援バナーが振られていました。
その後、休憩の前後には素敵な群舞や、トップスケーターらによるソロが華麗に演じられていましたが、その中でも一際オーラを放っていたのが、りくりゅうペア。
「I Lived」の軽やかなリズムに乗り、スピードに乗ったスケーティングを見せると一気に溢れ出した多幸感。
会場からは手拍子が送られ、美しい放物線を描いたスロージャンプも見事成功。
そして、2人の最大の魅力であるとびきりの笑顔を会場に振りまき、最後はいつも以上に豪快に『ぶん回し』を決めると、盛大な拍手と声援が送られていました。
そして、大トリはやはりこの人、羽生さんが「オペラ座の怪人」で登場。
登場から大歓声に包まれると、静寂の中、厳かな曲に合わせ滑らかに滑り出し、コンビネーションジャンプを華麗に成功させると、一気に会場のファンの方々もヒートアップ。
高さと幅、そして軸のブレが一切ない美しいジャンプの数々だけでなく、スピンやステップも超一流となっており、瞬きするのが勿体無いほどとなっており、フィニッシュ後にはスタオベでの拍手が送られ、ファンの方々は羽生さんの美しさに酔いしれていたようです。
これを観たファンの方々からは、
「オープニング初っぱなから羽生くん単独とは贅沢!」
「りくりゅうから溢れ出すハッピーオーラは、こちらもほっこりする!」
などといった声が数多く寄せられており、続く公演にも期待の声が寄せられていました。
なお、残る大阪2公演はともに13時開演となっており、続く奥州(岩手)3公演、横浜4公演が予定されており、タイトなスケジュールなだけに、スケーターの皆さんの無事完走を願う声も寄せられていました。