5月10日のプロ野球・中日ドラゴンズ対広島カープ戦で、セレモニアルピッチを務めたりくりゅうペア。
大の野球ファン&ドラゴンズファンと語る木原龍一選手は、パートナーの三浦璃来選手とともにユニホーム姿で登場し、見事なピッチングを披露してくれました。
先月末に報じられた、りくりゅうによる試合前のセレモニアルピッチ。
三浦選手は「いつもは飛ばされる側ですが、本番ではしっかり届くように飛ばします!」と語ると、木原選手も「夢が叶いました。2人で練習してきた成果を見せます!」と意欲を見せてくれていました。
この日の朝には、中京の朝の情報番組「ドデスカ!」の中で、コメンテーターを務める鈴木明子さんが2人の出演に歓喜。
幼い頃、木原選手と同じ教室で練習してきた鈴木さんは
「木原選手は、練習後とか練習の合間に男たち連れて、みんな野球しに行ってたんですよ!
それで、コーチたちから『お前、疲れてないのか!』とか言われてたんですけど、『その成果を出す時が来ました!』って言ってたので…」
と木原選手が幼少期から野球も愛してきたことを語り、出演者の方々からもどんな球を投げるのか期待の声が寄せられていました。
そんな期待の中、18時からの試合を前に、中日ドラゴンズの専用球場であるバンテリンドームに、ユニホーム姿で登場した2人。
三浦選手は83番、木原選手は150番と、来シーズンの目標得点を背番号に入れるという、素敵なこだわりを見せてくれていました。
この前に、「試合の前と違った緊張感で、ワクワクしています!」と語っていた2人は、仲良く横に並び「お願いします!」のアナウンスで、氷上のような見事なシンクロ投球を披露。
すると、ボールはまるでスロージャンプのような放物線を描き、キャッチャーミットに…。
木原選手はガッツポーズをし、三浦選手は喜びのジャンプをするとその瞬間、球場からは「おぉー!」というどよめきと拍手が鳴り響き、「ナイスボール!」というアナウンスとともに、2人の今シーズンのフリー曲「Two」が流れ、幸せな雰囲気が球場を包んでいました。
【ドラゴンズ】
— 中日新聞写真部 (@chunichiphoto) 2023年5月10日
始球式で投球する「りくりゅうペア」の三浦璃来さんと木原龍一さん⚾️ ピッチングも息ぴったり!#りくりゅうペア #三浦璃来 #木原龍一 #ドラゴンズ #中日新聞 #中日スポーツ pic.twitter.com/nMutt1Q3Ce
この投球をご覧になったファンの方々からは、
「2人ともナイスボール!アイスショーの合間に練習した成果だね♪」
「結婚式挙げているような感情になり泣けてきた…ナイス!セレモニアルピッチ♪」
などの喜びの声が続々と寄せられていました。
先月末の木下グループへの報告会では、
「ナゴヤドームを貸し切って草野球をしたい!
電光掲示板を使ってみたい!
引退したら草野球選手を目指したい!」
と夢を語っていた木原選手ですが、今回のセレモニアルピッチが、今シーズンの大活躍のご褒美となっているようでした。
そんな2人は、3月末の世界選手権から日本に長く滞在していましたが、今後は練習拠点のあるカナダに戻り、さらに上を目指すため、厳しいトレーニングに励むことになりそうです。