今シーズンの1月下旬から、韓国の江原道を会場に開幕される第4回冬季ユースオリンピック。
この大会に日本は現在2枠を獲得しており、女子では昨シーズンの成績から島田麻央選手と中井亜美選手が有力と見られていますが、この間に割って入ろうという動きがあるようです。
4年に1度開催される、14歳〜18歳までの選手を対象とした冬季ユースオリンピックが、来年1月19日から韓国で開催。
フィギュアスケートにおいては、昨シーズンの成績により、男女ともに2枠が与えられており、今シーズンのジュニアグランプリ大会の結果次第では3枠に…。
昨年のルール改正で変更された年齢制限により、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックへの出場が叶わないこともあるため、この大会への出場を目指し表彰台に上がることを目標にしているジュニア選手が多く、期待の声も寄せられています。
その筆頭が、昨シーズンのジュニアグランプリファイナルで圧巻の優勝となった島田選手。
現在世界ランク2位で、全日本選手権でもシニアに混じり3位となるなど、その実力は誰もが認めるところで、このユース大会に向けても出場だけでなく、優勝を狙いに来ているようです。
そんな島田選手は、所属する木下スケートアカデミーの公式SNSの中で
「新しいショートプログラムでユーズオリンピック出場を目標に頑張りますので、応援よろしくお願いします!」
と語ってくれており、ジャンプの精度も今後高めていくとのこと。
先日出演した「Dreams on Ice」で、 #ケイトリン・ウィーバー さん振り付けの新SP「Americano」を披露した #島田麻央 選手⛸✨
— 木下スケートアカデミー (@kinoshitaskate) 2023年7月13日
初めてのパンツスタイルもお似合いです😊💓
📷Koichi Nakamura/Image Works#木下グループ #木下アカデミー #DOI pic.twitter.com/swxgPgrVVx
そして、その後をしっかりつけているのが世界ランク4位の中井選手。
世界ジュニア選手権では島田選手と表彰台に上がり、その豊かな表現力を世界に発信。今シーズンは特別強化選手にも選出されており、先日の全日本強化合宿にもシニアに混じり参加。
その中で
「今シーズンは、ジュニアグランプリシリーズに2試合出られることが決まっているので、そこで良い演技をしてファイナルに行くこと。
ユースオリンピックがあるので、出場して表彰台に乗れればよいなと思います!」
と笑顔で強い意志を語ってくれていました。
今シーズンは、https://t.co/4sjTw6ZnEMシリーズに2試合出られることが決まっているので、そこで良い演技をしてhttps://t.co/4sjTw6ZnEMファイナルに行くこと。ユースオリンピックがあるので、出場して表彰台に乗れればよいなと思います。#中井亜美 #シニア合宿 #フィギュアスケート pic.twitter.com/hQtlA867Y2
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年7月12日
そんな2人の間に割って入ろうとしているのが、昨シーズン、はるすみの愛称でペアとシングルの二刀流をしていた村上遥奈選手。
昨シーズンは、全日本選手権においても17位となっていましたが、ペアからシングルに専念するとのことで、順位を上げることは間違いありません。
ペアとして世界の舞台を経験し、シングル選手として今シーズン専念を誓った村上選手には、
「遥奈さんがシングルに専念すれば、大化けするポテンシャルは充分にある!」
と期待せずにはいられないファンの方々が大勢いらっしゃるようです。
そんな3選手は、8月11日から開催される木下トロフィーでいきなり激突することとなっており、島田選手と村上選手は、その直後13日からスタートする西日本中小学生選手権にもエントリーしています。