アイスリンク仙台は7月25日、ホームリンクとする羽生結弦さんから5千万円を超える多額の寄付を受け取ったことを報告。
12年前のこの日は、東日本大震災後にリンクで練習を再開した日でもあり、ファンの方々は羽生さんの大きな愛を感じずにはいられないようです。
羽生さんの愛すべき故郷・仙台にあり、幼い頃から羽生さんがホームリンクとしているアイススケートリンク・アイスリンク仙台は、昨今の燃料費高騰などの煽りを受け、5月の時点で6月以降の一般営業を中止するほどとなっていましたが、7月からは時間を短縮して営業を再開。
そんなアイスリンク仙台の代表取締役からこの日、
「この度、羽生結弦様よりまた多額のご寄付をいただきましたことをご報告させていただきます。
羽生結弦様は、いつも地元・仙台を深く愛され、また、『アイスリンク仙台』のことも、とても大切に思ってくださっています。
これまでにも度々のご寄付を頂戴いたしており、感謝に堪えません。
ここに深く感謝の意を表します。
なお、頂戴いたしましたご寄付につきましては、皆様が『アイスリンク仙台』をより快適にご利用いただけるよう、有効な使い方を考えてまいります。
羽生結弦様の益々のご活躍と皆様のご健勝をお祈り申し上げます」
と羽生さんから多額の寄付があったことをホームページ上で報告。
今回受け取った寄付は5千万円以上となっており、これまでの寄付の累計は8千万円以上とのことを明かしてくれていました。
自身も被災し大変な中、競技生活時代から継続して各方面に多額の寄付をしてきた羽生さん。
メディアに対し、「プロ転向後もより一層慈善活動に力を入れ、自然災害などの被害者の方に寄り添いたい」と語っており、その有言実行な姿勢がこの報告により明らかとなっています。
しかも12年前のこの日は、東日本大震災後にこのリンクが再開して、数年ぶりに慣れ親しんだこのリンクでの練習を再開した日となっており、
「様々な活動において記念となる日や物事が生じた日などを大切にする羽生さんらしい…」
と、涙したファンの方々…。
そんな継続される羽生さんの大きな愛によってか、一時は一般営業の見通しが立っていなかったこのリンクですが、7月以降は時短営業を始めており、家族連れや次世代のスケーター、そして羽生さん縁の地を巡る「聖地巡礼」の方々にとって嬉しい再開となっています。
これを知ったファンの方々からは、
「アマチュアの頃からずっと続けている羽生さんの姿勢には尊敬しかない❤︎」
「こんなに多額の寄付を…
羽生くんはプロになってこの1年、どんだけ頑張ったんだろう…」
との感動の声が続々と寄せられています。
そんな羽生さんが、これまで素敵な演技で被災された方々を勇気づけてきた24時間テレビも1ヶ月後と迫っており、まだ出演発表はありませんが、そちらにも期待の声が寄せられていました。