今年も羽生結弦さんがファンの方々を魅了してくれるであろうFantasy on Ice 2023。
開幕まであとわずかと迫る日々を、ファンの方々は過去のアーティストの方々との豪華コラボを振り返りながら待っているようです。
今回は、2018年の清塚信也さんとの共演を振り返ります。
今では呼吸をするように、事あるごとにゆづちゃん(羽生さん)のことをSNSにあげる清塚さんと羽生さんは、互いのイベントに花などのプレゼントを贈り合うほど深いお付き合いに…。
仙台公演#47都道府県ツアー
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) 2022年10月8日
ゆづちゃんからお花!😭
しかも、ロンカプ色じゃないですかこれ。
まさに、2人で作った作品のようです。
繊細な感性、おもてなし、
心より感謝申し上げます。
今日のロンカプは一味違うかもしれない…#羽生結弦 pic.twitter.com/SG7yFD7RXf
しかし、その出会いは2018年のFantasy on Iceで、しかも本番直前だったとのこと。
この公演で、北京冬季オリンピックのエキシビションでも演じられ、世界中の方々に感動を届けてくれた名プログラム「春よ、来い」を清塚さんの生演奏で演じた羽生さん。
それまでもこのプログラムは、被災地支援のためにNHKと松任谷由実さんと共同で演じていました。
しかし、この公演で白とピンクの新衣装をお披露目し、見事な3回転ルッツを見せ、会場のファンの方々の心に、素敵な春を届けてくれた羽生さんと清塚さん。
もともと清塚さんのピアノメドレーの中の1曲である1分程度の曲だった「春よ、来い」。
『清塚さんの演奏じゃないと作れないんだろうな…』と感じた羽生さんが、
「この曲、凄い素晴らしいんで3分くらいにしてもらえますか?」
と清塚さんに依頼し、曲をぶった斬ってパズルのようにするのではなく、羽生さんの願いに応え音楽として成立させた清塚さん。
ご質問が多いのでお答え致します。
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) 2018年6月21日
今回の羽生結弦せんしゅとのコラボ曲の「春よ、来い」は今回の特別アレンジでお届けしております。
なので、音源など、世の中には今は一切ございません。
ゆづちゃんと、製作段階から直しに直しつつ、本番の二人のパフォーマンスを考慮し、作り上げたものです。
公演では、静寂の中清塚さんの力強くも優しいピアノの音色に合わせ、まるで桜の花びらが舞うかのように舞った羽生さんに、息をするのも忘れてしまうほど見惚れたファンの方々。
演技後は、互いを称え合うように手を差し伸べ、感謝の気持ちを伝え合っていました。
この素敵な共演をご覧になったファンの方々からは、
「羽生くんと清塚さんの出会いに本当に感謝です❤︎」
「清塚さん×羽生くんの春よ、来いは圧倒的優勝!」
といった声が寄せられ、時折話題に上がるほどの名プログラムとなっています。
その後、清塚さんが司会を務めるTV番組に羽生さんが出演した際、清塚さんが演奏するピアノに合わせ、即興で振りを披露してくれていた羽生さん。
そんな羽生さんを「人間として見れないよね、なんかもう人間超えたもの、人間じゃないよね…」と称賛した清塚さん。
そんな出会うべくして出会った2人は、羽生さんの競技生活最後のショートプログラムとなった「序奏とロンド・カプリチオーソ」の編曲・演奏をするまでとなっており、その素敵な演技は、今でもファンの方々から名プログラムの一つに挙げられるほどとなっています。
そんな2人の関係性は、今後も続き、さらに濃密なものになっていくと見られており、プロ転向後も羽生さんから清塚さんへの曲のオファーが、すでに届けられているのかもしれませんね。
曲を演奏するたびに「ここにアイスリンクがあったらな」って仰っていました。
— 清塚信也 (@ShinyaKiyozuka) 2023年1月5日
音に呼応して、セッションをしてくれるゆづちゃん。
動かずにはいられない、そういうところも大好き。
プロになってからまだ共演出来ていないから、近い将来ご一緒出来ることを願っております!#クラシックTV #羽生結弦