サッカー女子W杯で多くの感動をファンの方々に届け、その実力を世界に知らしめた日本代表・なでしこジャパン。9月23日には、翌月から始まるパリ五輪予選に向けアルゼンチンとの親善試合が行なわれ8-0と大勝すると、ファンの方々からは喜びの声が続々と寄せられています。
オーストラリア・ニュージーランドの2カ国を会場に開催されていた女子W杯では、海外メディアからその快進撃に『優勝候補筆頭』とも評されながら、ベスト8となっていたなでしこジャパン。この日の試合は、この大会後初の凱旋試合となっており大きな注目が集まっていました。
この試合の前に、キャプテンの熊谷紗希選手は「全てがオリンピック予選のため!アジアで勝つために良い試合ができれば…」とその強い想いを噛み締めながら語ってくれており、パリオリンピックにつながるアジア2次予選に向けて、意気込んでいました。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年9月22日
【2023.9.21 練習後コメント✍️】
4 FP #熊谷紗希
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🏆国際親善試合
🗓9.23(土)⌚️12:00(🇯🇵)
🆚アルゼンチン女子代表🇦🇷
🏟北九州スタジアム
📺#テレビ朝日 系列にて全国生中継(一部地域を除く)
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そんなファンの方々の期待が高まる中、海の見える北九州スタジアムを会場に正午過ぎにキックオフとなったこの親善試合。両チームとも互いの出方を見ようとした前半2分、相手のミスから田中美南選手がボールを奪い落ち着いて先制点を奪取すると、スタジアムは大熱狂。
その後も日本がチャンスを活かしボールを奪うと、前半8分にペナルティーエリア内でPKのチャンスが到来。これを長谷川唯選手が落ち着いて2点目を決めると、高橋はな選手が頭で3点目を決め、長谷川選手が中央から4点目を奪うなど大量得点を奪うことに成功していました。
今後のアジア予選を見据え選手交代をした日本は、前半からの猛攻を後半も続けますが、アルゼンチンは前半を受けてディフェンスを強化。日本は相手の裏をつくパスを立て続けに出すも、なかなかゴールを奪うことができず攻めあぐねていると、ここで池田太監督が動きます。
メンバー変更をした日本は、その直後に縦パスから交代した清家貴子選手がこぼれ球を落ち着いて決め5点目。その後、鋭いカウンターを杉田妃和選手が決めたり、PKから植木理子選手が決めたりと、終わってみれば8得点と大量得点で今後に弾みをつけたなでしこジャパン。
現在ランク8位の日本にとって、31位のアルゼンチンに勝利することは大前提。それでも、アルゼンチンが後半したように、アジアの国々が日本相手に守備を固めてくることがアジア予選で予想される中、守りを固めた後半にも得点をあげたことは大きな成果となるでしょう。
🔹試合終了🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年9月23日
🏆国際親善試合
🇯🇵#なでしこジャパン 8-0 アルゼンチン女子代表🇦🇷
⌚️12:00(🇯🇵)
📺#テレビ朝日 系列にて全国生中継(一部地域を除く)
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📱💻#TVer でライブ配信(https://t.co/nGz2SPjUAS)
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この試合をご覧になったファンの方々からは、
「なでしこジャパン強すぎですね♪
サッカーのスコアなのかも疑わしいレベル❤︎」
「なでしこジャパンが強すぎる♪
南米強豪国アルゼンチンの女子サッカーはこれでいいのかとも思うぐらいだ…」
などといった声が寄せられています。
なお、10月から開催されるパリオリンピック出場のかかるアジア2次予選では、参加国の中では日本が世界ランク的に最上位となっているのですが、アジア勢出場枠2つを巡り、負けられない熱い闘いとなりそうです。