ウズベキスタンの首都・タシケントを会場に、パリオリンピックに向けたアジア2次予選に臨む池田太監督率いるサッカー女子日本代表・なでしこジャパン。10月26日に行なわれた初戦のインド戦では、前半苦労するも後半に一気に魅力が爆発し、7-0で日本が快勝しました。
8月のW杯では、優勝したスペインをグループステージで破るなど、その実力の高さから海外メディアから『優勝候補筆頭』と評されていたなでしこジャパン。今回のアジア2次予選に向け、9月末にはアルゼンチンとの親善試合を8-0と快勝し、好調ぶりをアピールしていました。
また、今のなでしこは層の厚さにおいても歴代最強と評されており、優勝を果たしたアジア大会のメンバーは日程的に少数となり、そのほとんどが8月のW杯で池田監督の元躍動した選手たちばかりとなっていることに、ファンの方々からも「容赦ないな!」との期待の声も…。
🔹なでしこジャパン🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年10月26日
⚽ポジション/背番号発表🔢
𝗚𝗞
1 #山下杏也加 INAC神戸レオネッサ🇯🇵
21 #平尾知佳 アルビレックス新潟レディース🇯🇵
18 #田中桃子 日テレ・東京ヴェルディベレーザ🇯🇵
𝗗𝗙
5 #三宅史織 INAC神戸レオネッサ🇯🇵
2 #清水梨紗 ウェストハム・ユナイテッド🏴
19 #守屋都弥… pic.twitter.com/Azdt96xUtQ
そんな魅力溢れるなでしこジャパンの今大会の試合が、前日にNHK BS1で放送されることが決まると歓喜の声が上がり、多くが海外のクラブチームで奮闘していることから、組織的なプレーと合わせて、個人の成長にも期待するファンの方々が多いようでした。
日本時間19時から始まったこの試合。強い日差しが照りつけ、小さな虫が飛びかなり荒れたピッチでしたが、そんなことは気にせず、大事な初戦を勝ちに序盤から必死に守るFIFAランク61位のインドに対し、ボールを回しながら積極的にゴールを狙いにいった8位の日本。
前半17分には、ケガの藤野あおば選手に変わり代表入りした中嶋淑乃選手が、ゴール前のパス回しからチャンスをものにし嬉しい先制。しかし2点目が欲しい日本でしたが、フリーキックやゴール前のチャンスを上手く生かせず、1-0のまま後半を迎えることに…。
すると、しっかり修正され後半直後にまたも中嶋選手がゴールを決め2点目を奪った日本。その後も、こぼれ球を林穂之香選手が押し込むと、田中美南選手はヘディング、守屋都弥選手は左隅に、清家貴子選手はパス回しから、猶本光選手も…と立て続けにゴールを奪い7-0に。
このまま試合を終え、終わってみれば圧勝となった日本。特に後半は、前半に比べチャンスをものにし大量得点を奪ったことに加え、後半はインドにシュートを打たせないなど、攻守ともに高い修正力を見せてくれた、名将・池田監督とその期待に応えたなでしこの選手たち。
この見事な勝利をご覧になったファンの方々からは、
「前半は崩せず苦労してたけど後半はさすがだな♪
7-0での勝利は素晴らしい!」
「選手を入れ替えながら色々試せたのも大きな収穫だな♪」
などと価値ある勝利に対し、称賛の声が続々と寄せられていました。
🔹なでしこジャパン🔹#中嶋淑乃 #猶本光 などの活躍もあり、インド女子代表に7-0で快勝⚽️✨
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2023年10月26日
次戦はウズベキスタン女子代表と対戦します。
引き続きみなさんのご声援をよろしくお願いします📣
⚔NEXT MATCH⚔️
🏆女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選… pic.twitter.com/kHVJZ0mW9c
そんななでしこジャパンは、グループ1位もしくは2位のうち最も成績の高い1チームが行ける最終予選進出を目標に、29日に次戦となるウズベキスタン戦、そして11月1日にベトナム戦に挑むこととなります。