8月末から、羽生結弦さんの怒涛のイベント・キャンペーン・そして素敵な動画を次々と送り出していたANAが、9月末をもって10年間のスポンサー契約の終了を発表。この事態に、ファンの方々から感謝や、素敵な思い出の数々を振り返る投稿がSNS上に相次いでいます。
羽生さんとANAが所属契約を締結をしたのは、今から10年前となる2013年7月1日。当時は、2014年に行なわれたソチオリンピック代表の有力候補だった羽生さんを応援するだけでなく、そのひたむきに努力する姿勢を自社の理念と重ね、手厚いサポートをしてきたANA。
その間辛いコロナ禍の経営的に厳しい状況においても契約を継続し、3度のオリンピックや数々の国際大会に出場した羽生さんの活動支援、輸送協力、そしてファンの方々から「ANAジャス」と呼ばれ愛されてきた真っ白なANAのロゴ入りジャージも提供し、人気となっていました。
そんな大きな愛を羽生さんに届け続けてきてくれたANAは、10月17日までに公式サイトで「2023年9月末の契約期間満了に伴い、羽生結弦選手との契約は終了いたしました。10年の歴史に感謝の意を表するとともに、益々のご活躍を心よりお祈りしております」と投稿。
またANAは、羽生さんの事務所との取り決めにより、ダンス動画などの一部のコンテンツについては今年いっぱいまで掲載を続けることや、紹介されれば話題沸騰となっていた一部のグッズなどについても、継続販売することなどを明らかにしてくれていました。
これに対し、ファンの方々からは
「10年間、羽生くんと一緒に戦ってくれたANAさんには感謝しかない❤︎」
「何か寂しい気もするけど、これも羽生くんの新たな旅立ち♪
今までの手厚いサポートに感謝します❤︎」
などといった感謝の声が続々と寄せられていました。
そんな声に合わせ、羽生さんとANAがともに歩んできた長い道のりを振り返る投稿も相次いでおり、羽生さんの国内最後の競技会となった2021年の全日本選手権においてコールされた『羽生結弦さん ANA』という響きに、これまでの苦労や栄光を思い出し涙する方々も…。
また、真っ白いジャージがよく似合う羽生さんの歴代の白ジャス画像も続々と投稿され、その年代での名プログラムや出来事などに思いを寄せ、改めて辛く険しい道のりだった羽生さんの歩みを、しっかりと支えプロという独り立ちするまでのサポートに感謝しているようでした。
そして、最後は羽生機長のダンス動画をはじめ、そらっちキャンペーンやオンラインフライトなどのイベント、さらにはグッズ販売など、盛大に盛り上げてくれたANAには「スポンサーとして最後の燃料を積んで羽生機長を素敵に送り出してくださったんだね❤︎」といった声も…。
そんな羽生さんはこの日、自身が開設しているYouTubeのメンバーシップ1周年を記念し、今後開催される期待のアイスショー・RE_PRAYを期待させるかのような動画を投稿しており、前に進み続けてくれています。