日本時間10月18日からカナダ・オンタリオを会場に開催されている、グランドスラムの1つ・ツアーチャレンジ。昨シーズン、日本勢初となるグランドスラム初優勝を飾ったロコ・ソラーレが参戦するも、鈴木夕湖選手の姿がなくファンの方々の間で不安が広がっています。
カーリングワールドツアー最高峰のシリーズであるグランドスラム。その1つである今大会には、日本から世界ランク1〜16位までのティア1に男子のSC軽井沢クラブと女子のロコ・ソラーレ、17~32位のティア2には男子のTM軽井沢と女子の中部電力、フォルティウスが参戦。
その中でも、オリンピック2大会連続で表彰台に上がり、昨シーズンは日本勢初となるカナディアンオープンでグランドスラム初優勝を達成した藤澤五月選手率いるロコ・ソラーレに大きな注目が集まっており、今シーズンもグランドスラムでの活躍が期待されていました。
そんな期待の中、18日から今大会の予選がスタート。4戦ある予選を突破し、日本時間22日から始まる決勝トーナメントであるプレーオフに進出したいチーム・藤澤は、初戦にスコットランドのチーム・モリソンと対戦しますが、普段4人いるべきところ3人という状況に…。
普段セカンドを務める鈴木選手の出場はなく、第1エンドを0-0としましたが、続く第2エンドに3点を先取されてしまったロコ・ソラーレ。なんとか第4エンドに1点を返しますが、その後も相手に失点を許してしまい、第6エンドでコンシードし初戦を落としました。
このゲーム結果を知ったファンの方々からは、初戦を落としたこともそうですが、鈴木選手を欠いて3人でプレーしたということで「夕湖さんが休んでるみたいだけど、体調不良か何かかな?大丈夫だろうか…」といった不安の声が寄せられ、続く第2戦での復活を待つことに…。
しかし、19日8時半からスタートしたカナダのチーム・ロウズとの第2戦にも鈴木選手の姿はなく、前日同様、セカンドは吉田夕梨花選手や吉田知那美選手の吉田姉妹が代わりを務めていました。そんな普段と異なる状況でも、しっかりと前戦の修正をしてきたロコ・ソラーレ。
第1エンドに1点を先制すると、続く第2エンドにも2点を追加。しかし、第2エンドに1点を返されると、なんと第4エンドで鈴木選手が復活したかのように表示。その真相は分かりませんが、その後5点を追加したロコ・ソラーレが、8-2とし勝利を飾っていました。
Draw 8 results from the @hearinglifeca Tour Challenge:
— Grand Slam of Curling (@grandslamcurl) 2023年10月19日
🥌 Morrison 5, Wrana 4
🥌 Tirinzoni 5, Peterson 4
🥌 Gim 7, Roervik 4
🥌 Fujisawa 8, Lawes 2
Stats/Standings: https://t.co/dQq0RLrsID | #curling #GSOC pic.twitter.com/QyR4OgQG9n
このゲームを見守っていたファンの方々からは、「おや、4エンドはYumiさんのショット率が….ゆうみさん復活か?いや、単にスコアが慌ててるのか?」といった声や、「今後の試合も大丈夫か心配なんですけど…」といった声が続々と寄せられていました。
It's time for season headshots! We have Circus Hasselborg with Team Fujisawa 🥹🫶🏻 pic.twitter.com/UA75uW9tRk
— Grand Slam of Curling (@grandslamcurl) 2023年10月17日
なお、続くロコ・ソラーレの第3戦は20日0時半からスイスのチーム・ティリンツォーニ、第4戦は同じく20日21時から韓国のチーム・キムとなっており、21日からのプレーオフ進出に期待の声が寄せられています。