羽生結弦さんにとって3度目のオリンピックとなった北京冬季オリンピックの映画が、2024年1月12日に公開されることが決定。中国ではすでに公開され、映画祭で最高賞も受賞しているこの映画の予告映像が公開されると、ファンの方々から感動の声が続々と寄せられています。
この日発表されたのは、北京冬季五輪公式ドキュメンタリー映画「北京冬季五輪2022」の予告映像とポスタービジュアル。そのポスターには一番大きいのではないかと思うほどの羽生さんの姿と、約100秒ほどの短い予告映像にも羽生さんのインタビューが収められています。
この映画は、中国では今年5月から公開されており、興行収入約6億3000万円と大反響を呼んでいたもの。中国ドキュメンタリー映画の興収ランキングで1位を獲得したほか、今年のミラノ国際スポーツ映画&テレビ祭で、最高賞となるギルランド・ドヌール賞を受賞しています。
羽生さんファンの方々にとっては、「まだ観るのも辛い…」という思いをもつ方々もいらっしゃるようですが、羽生さんは大会前から注目すべきスーパースターとして、開催国の中国をはじめ、世界中のメディアから熱視線を送られ、その一挙手一投足に注目が集まっていました。
今回公開された予告映像にも、何度も登場している羽生さん。フリーの「天と地と」では、冒頭に自身が「夢」と語っていた4回転アクセルに挑戦し転倒、そしてアンダーローテーションとはなったものの、国際大会で初めてとなる「4A」が記録され、歴史に名を刻みました。
残念ながら3大会連続となるメダル獲得とはなりませんでしたが、果敢に挑む姿を見せてくれ、インタビューで応えた「皆さんも、なんかちょっとでもいいから『あ、自分挑戦してたんだな…』とかきっかけになってたらそれは誇りをもって…」というシーンが収められています。
そのインタビューにおいても、JOCが「会見はメディア各社からの個別取材申請が多く、個別に対応することが困難なため記者会見形式で実施するものとなり、羽生選手からの発表会見ではございません」と説明しなければいけないほどの加熱ぶりで、会場は超満員に…。
この会見の中で羽生さんの口から語られた、ケガや4回転アクセルのこと、そして大会に向けての想いなどが今回の映画の中でどのように編集され、感動を蘇らせてくれるのか、短い予告映像からでも「ぜひ観たい!」と思わせてくれるような構成となっています。
この予告映像をご覧になった方々からは、
「この予告映像と羽生さんのフレーズだけで、すでにうるうるなんですけど…!」
「日本で上映して頂ける事に感謝!
大きいYUZUタオルを持って観に行きます!」
などといった声が続々と寄せられています。
なお、この映画は来年1月12日より、東京・グランドシネマサンシャイン池袋にて1週間限定公開されるほか、全国で順次公開とのことで、この日のRE_PRAY佐賀公演と合わせて、この日も羽生さん祭となりそうです。