羽生結弦さんに関して未だくだらない報道もある中、嬉しいニュースが飛び込んできました。羽生さんの地元である宮城・仙台に、通年滑走可能な国際規格のスケートリンクの開設が報じられており、これを知ったファンの方々の妄想が止まらないようです。
11月28日、仙台の郡和子市長は市内にある多目的アリーナ・ゼビオアリーナ仙台に、通年で滑走できるスケートリンク開設の方針を発表。2012年10月に開業したこの施設では、これまでコンサートやバスケットボールの試合などが行なわれており、羽生さんもショーを実施。
羽生さんが初めてオリンピックで金メダルを獲得した、ソチ大会後の仙台凱旋ショーとなっており、Together on Iceと題したこのアイスショーでは、羽生さんがMONKEY MAJIKら仙台出身アーティストとコラボし、羽生さんも熱唱するなど温かい雰囲気に包まれたショーに…。
そんな羽生さんにとっても思い出深いこの施設は、アフターコロナの地域活性化の一環として、スポーツ振興を通じた中で、ゼビオホールディングスが通年滑走可能な国際規格に対応したアイスリンクと、屋内競技に対応したアリーナとの併用型施設へと整備するとのこと。
改修工事は約1年かかるということですが、改修を担うゼビオはこの施設の管理運営権を一定期間受託することを条件に、市に施設を寄付する形となり、この日の15時には協定の締結式が行なわれ、ここになんと羽生さんが動画メッセージを寄せてくれていたのです。
この動画で羽生さんは、
「仙台での新たなスケートリンクの第一歩が踏み出されました。
1人のスケーターとしてとても嬉しく思います♪」
などと喜びを語り、日本フィギュア発祥の地である仙台の現在の苦しい環境も明かし、次世代のスター誕生に期待を寄せていました。
昨年羽生さんは、プロ転向後すぐに出演したテレビ番組の中で「仙台にリンクを作ってください!」とカメラに向かってアピールしてきており、これが実った形となります。今後、羽生さんがここをどのように活用するかまでは言及されていないのですが、ファンの方々は妄想も…。
「羽生くんにここでショーをやってほしい♪もっと言えば公開練習とかしてほしい❤︎」
「こけら落とし公演は、羽生さんのアイスショーって思ってていいですか?」
などといった気の早い方々も大勢いらっしゃったようですが、冷静に別の心配をする方々も…。
羽生さんが、幼少期から現在もホームリンクとしているアイスリンク仙台の経営が苦しい状況となっており、羽生さんはこれまで多額の寄付をしてきました。こちらにも仙台市からなんらかの補助を期待する方々も多く、「なんならクラウドファンディングでも…」との声も…。
なんにせよ、羽生さんの地元に通年型のアイスリンクが整備されることは喜ばしいことですし、これからこの施設で羽生さんのアイスショーが見られる日も近いかもしれませんね。