四大陸選手権2024の大会最終日となった2月4日。世界選手権派遣に向けたアイスダンス日本勢の熱い闘いが繰り広げられると、その後のエキシビションには鍵山優真選手や千葉百音選手、りくりゅうペアら豪華選手が登場し、観ている方々を笑顔にしてくれていました。
この日の午後からスタートしたアイスダンスのFDでは、RD11位通過のあずしんカップルが最初に登場。田中選手のケガもあり万全の状態でないにも関わらず、優雅な曲にのり見事なツイズルなどで観ている方々を魅了すると、総合157.63点で最終11位となっていました。
Azusa Takana / Shingo Nishiyama 🇯🇵 95.54 / 157.63
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年2月4日
AT: “I think it was really good that we were able to skate until the very end, but I'm really regretful about the parts where we ended up making a mistake."
SN: "I believe the things we prepared for until 4CC have come into… pic.twitter.com/secI745q2S
続いて世界選手権への強い思いがスケートにも表れていた10位通過のうたまさが、FDでもその気持ちの強さを発揮。キレのあるスケーティングと息の合ったスピンやステップで沸かせると、自己ベスト更新となる総合166.13点をマークし、最終10位となっていました。
Utana Yoshida / Masaya Morita 🇯🇵PB 103.27 / 166.13
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年2月4日
MM: “We were able to finish the competition with a performance that we feel satisfied with. So looking back on both the good and bad parts of this competition, I think it was a competition with a really fruitful outcome.”
UY:… pic.twitter.com/P5uhPa1Gys
そしてRDで日本勢トップの6位となっていた小松原組は、この日も自己ベストを更新する演技を披露。プレッシャーのかかる中でしたが、これまでの経験を生かし落ち着いたスケーティングで加点を次々獲得。総合182.70点とこちらも自己ベストを更新し最終8位となりました。
Misato Komatsubara / Tim Koleto 🇯🇵 111.41 / 182.70
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年2月4日
TK: “The other day, we wanted to get 70 points. We worked pretty hard these past 3 years. For the free we wanted to get more than 110. We felt like we could do it. This time, we are not satisfied but we feel like we did a good… pic.twitter.com/G0dt9UDiEK
この結果、3月末の世界選手権には小松原組が派遣されることとなり、補欠はうたまさに決定。演技後小松原夫妻は「完璧な演技ではなかったので練習を工夫し、これからも頑張りたい!」と笑顔で語ると、ファンの方々からは喜びと称賛の声が続々と寄せられていました。
そんな熱い闘いの後には豪華エキシビションが行なわれており、日本勢も大勢参加。日本勢として山本草太選手がトップに登場すると、そのハードな衣装でイケ散らかした「Teeth」を熱演し会場を沸かせると、フィニッシュ後には爽やかな笑顔でその声援に応えてくれていました。
続いて登場したりくりゅうは、昨シーズン世界を震撼させた名プログラム「You’ll Never Walk Alone」を披露。ケガからの復活となっていた木原選手の疲労もピークかと思われましたが、ライトに照らされ一糸乱れぬシンクロは絶品で、観ている方々の心を鷲掴みしていました。
後半には銅メダルを獲得していた渡辺倫果選手が、ハードな衣装でアリアナ・グランデさんの「Break Free」を熱演。溢れる色気とキレのあるスケーティングで魅了すると、銀メダルとなっていた佐藤駿選手は「EXでもここまでできますよ!」と言わんばかりの美演技で魅了。
さらに今大会優勝の千葉選手は、開催地・中国にちなんで昨シーズンのFS「Butterfly Lovers Concerto」を演じると、会場からは盛大な手拍子が寄せられ、締めには鍵山選手が絶品の「Werther」を熱演し、その美しすぎる演技に会場からは盛大な拍手と声援が送られていました。
この演技をご覧になったファンの方々からは、
「りくりゅうのユルネバまで観られて、本当復活が嬉しい限り❤︎」
「百音ちゃんのバタフライは、中国の観客大喜びのプログラムですね❤︎」
などの声で溢れていました。