復帰戦となったISUチャンピオンシップスの1つ・四大陸選手権で、快調でない中見事銀メダルに輝いたりくりゅうペア。感動をよんだFS後に、2人が海外メディアに向け語ったこれまでの道のりに、ファンの方々から称賛の声が寄せられ、涙なしにはいられないようです。
今シーズンのジャパンオープン出演を最後に、木原選手のケガによる欠場が続いていたりくりゅう。昨年末の全日本選手権後には、JSFから2人の今大会への出場が予告されると、2人の復帰を待ち侘びていたファンの方々は歓喜するも、不安の声も尽きない状況となっていました。
そんな中、公式練習では腰の不安を払拭してくれた木原選手。そしてSPでは2人ならではのスピーディーな力強い演技、FSではミスがありながらもやり切った表情に、世界中のファンの方々は感動し、表彰式での2人のわちゃわちゃ感に笑顔をもらっていました。
困難を乗り越え、見事国際大会のリンクに戻ってきた2人がFSの演技後、海外のフィギュアスケート専門メディアGolden Skateに
「この4CCのために準備する時間はほとんどなかったし、ここで完全なプログラムをお届けできたことを嬉しく思ってます!」
と三浦選手が語ると、
競技直後ということで、息を切らし苦痛の表情を見せていた木原選手も
「4CCに参加することを決めたのは昨年の12月のこと…。
最終決定は今年1月第2週のことでした。
この2週間でSPのトレーニングを開始しましたし、先週からようやくFSのトレーニングを開始していました。
実はあまり時間がなかったのですが、練習を見る限り今回の4CCに参加することは可能だと思いました。
FSのプログラムは技術的にとても難しいので、多くの課題を克服しなければならなかったんです。
ブルーノコーチからは、『FSのどこかで少しの間休んだ方がいい…。だけどこのプログラムを一瞬でも長く続けて欲しい!というのが正直な気持ちだ!』
と言われたことがあります」
と笑顔で苦悩の道のりを語ると、この投稿には数多くのいいねが寄せられ、多くのメディアに同様のことを語った2人に称賛の声が続々と寄せられています。
🥈 Riku Miura / Ryuichi Kihara 🇯🇵 125.16 / 190.77
— Golden Skate (@goldenskate) 2024年2月3日
RM: “So we actually had very little time to prepare for this 4CC and we are happy that we have delivered the full program here.”
RK: “So actually in last December we made the decision to attend 4CC. The final decision was made… pic.twitter.com/gZwLLRDTSd
おそらく短期間でトレーニングをこなしてきた影響か、木原選手も三浦選手も足が痛かったようで、キスクラではスケート靴の紐をすぐに緩める姿が見られ、表彰台乗りの際も三浦選手が辛そうにする木原選手を気遣う姿が見られるなど、全快でない中挑んだことは明白でした。
そんな中、世界の大舞台でプログラムを演じ切ってくれ、素敵な笑顔を見せてくれた2人には
「りくりゅう復帰戦で2位はほんとすごい!」
「短期間でよくここまで…
これがお二人の実力なんだな❤︎」
などの称賛の声が寄せられており、この2人のコメントに涙する方々も…。
この後、2月22日からのチャレンジカップ、そして3月末の世界選手権への出場を予定している2人。その後にはアイスショーが控えていますが、どこまでも2人の健康を祈るファンの方々がいらっしゃるようです。