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【タリンクホテルズカップ 男女FS】「この氷大丈夫?ミスがあっても強い‼︎」三浦選手ら日本勢が表彰台を独占♪

 

エストニア・タリンを会場に開催されていたタリンクホテルズカップ2024。前日のSPで、1番滑走ながら盛大な漬物石になっていた三浦佳生選手や山下真瑚選手らですが、この日のFSではミスがありながらも、男女とも表彰台を独占する結果となっています。

 

 

 

前日のSPでは、女子シングルで住吉りをん選手や吉田陽菜選手が迫る中、1番滑走の山下選手が漬物石となると、男子シングルも同じく三浦選手が自己ベスト更新となる高得点で盛大な漬物石と化し、2位の吉岡希選手とワンツー発進し、続くFSに期待の声が寄せられていました。

current.fsresults.info

 

そんな期待の中、日本時間16日深夜から行なわれた女子FSでは、SPで4位となっていた吉田選手が前日回避したトリプルアクセルに挑むも転倒…。それでもその後はしっかりとまとめ、総合187.25点で3位となり、世界選手権に向けてジャンプの修正を誓ってくれていました。

 

そして2位通過となっていた住吉選手は、冒頭のコンボを華麗に決めるも、続く武器である4回転トウループが回転不足に…。その後のジャンプも完璧とはなりませんでしたが、それでもレベル4のステップやスピンで魅せ、総合189.21点で首位となり山下選手の演技を待ちます。

 

前日圧巻の演技を見せ首位通過となっていた山下選手ですが、この日は前の2人同様ジャンプでミスが…。2度の転倒があるも、しっかりとリカバリーする気迫の伝わる演技で見ている方々を魅了すると、総合179.39点となり最終3位となっていました。

 

この結果住吉選手の優勝が決まり、吉田選手が前日から順位を一つ伸ばしたことでこのカテゴリーの表彰台は日本勢が独占することに…。最高の演技とはなりませんでしたが、表彰台の上で日の丸を手に、ファンの方々に素敵な笑顔を届けてくれていました。

 

 

続いて17日1時半から行なわれていた男子FSですが、2位発進となっていた吉岡選手もこの日は冒頭の4回転トウループで転倒が…。そこからは持ち前の豊かな表現力と伸びるスケーティングで魅せ、悔しそうな表情も見られましたが総合219.98点で最終2位となっていました。

 

そして首位通過となっていた三浦選手は、世界選手権に向けこの日4回転ジャンプ4本とする構成で挑みましたが、ステップアウトや転倒が…。リンクに入る前から緊張があったと話した三浦選手ですが、最後まで強い気持ちで滑りきり、総合242.95点で見事優勝となっていました。

 

ちょうど1年ほど前の世界ジュニア選手権においても、三浦選手が優勝、吉岡選手が3位と大健闘して表彰台で肩を並べていたこともあり、ジュニアの頃から2人の活躍をご覧になっていたファンの方々からは、この2人の表彰台に涙を流される方もいらっしゃるようでした。

 

 

これにより男女ともに上位を独占するという嬉しい結果となりましたが、この日のFSで次々ジャンプでミスがあったことで

 

「リンクに問題が?こんなに日本勢が足を取られるなんて…」

 

などの声も寄せられていました。

 

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