若き日本勢が素晴らしい活躍を見せてくれた世界ジュニアフィギュアスケート選手権2024。3月3日には成績上位者によるEXが行なわれ、ISUが大絶賛するジュニア世界ランク1位の島田麻央選手や中田璃士選手、そしてシンデレラガールの上薗恋奈選手が魅了しました。
これが本当にジュニアの競技会なのかと疑うほど、高レベルの闘いとなった今大会。男女シングルでは4回転ジャンプが次々と成功し、カップル競技でもシニア顔負けの演技で魅了する中、日本勢が表彰台に上がったり、初参戦ながら素晴らしい演技を披露したりした日本勢。
世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2024
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2024年3月2日
女子シングルが終了しました#島田麻央 選手🥇#上薗恋奈 選手🥉
応援ありがとうございました✨
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世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2024
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2024年3月3日
男子シングルが終了しました#中田璃士 選手🥈
応援ありがとうございました✨
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この今シーズンのジュニアNo.1を決める今大会で活躍した選手たちを、ISUも絶賛。見事2連覇を果たした島田選手については「トリプルアクセルはステップアウトとなったが4回転トウループを決めると、濱田美栄コーチをボードの高さにまでジャンプさせた!」と評すると…
中田選手についても「4回転トウループで足を踏み外してしまったが、その後の彼はジェームズ・ボンドのように冷静沈着で、2つのアクセルを含む7つのトリプルジャンプを決めた!」とその落ち着きと逆転劇を評すなど、日本勢の活躍を称えてくれていました。
そんな2人は今大会後に更新された世界ランクで、3シーズン総合のワールドスタンディングと、今シーズンのみのシーズンワールドランキングの両方において1位を獲得。その他、今シーズン世界デビューの上園選手がワールドスタンディングでいきなりの8位など大躍進。
そんな3選手は、日本時間3日夕方から行なわれたEXに登場。ピンクのニットと、短いデニム姿で登場した上園選手は「ジャスティン・ビーバーメドレー」に乗り華麗なジャンプを次々と披露すると、笑顔全開での演技に会場や観ている方々を次々と虜にしていました。
続いて登場した中田選手は、今シーズンのEXプログラム「Someone You Loved」をしっとりと熱演。力強いスケーティングに加え、哀愁すら感じさせる表現、そして絶品のクリムキンイーグルなどで魅了すると、会場からは割れんばかりの拍手と声援が送られていました。
このEXの大トリとして登場した島田選手は、この日が誕生日の村元哉中さんが振り付けた「Champion」を披露。昨シーズンまでのプログラムから一転、大人っぽさ満点の演技と持ち前の華麗なジャンプを次々と見せつけ、今大会を華々しく締めてくれていました。
このEXでは、好きなプログラムを会場の方々が投票するコンテストが行なわれたり、フィナーレでは即席男子ペアが若さ溢れる即興技の数々を披露してくれたりと様々な演出があったこともあり、ファンの方々からは「毎年こんなに面白いことしてたっけ…?」との声も…。
そんな素敵な大会となった今大会に出場した選手たちからは、次々と感謝の報告がSNSに投稿されており、来シーズンに向けて励み、成長していくことを誓う内容に、期待の声が寄せられていました。