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【世界フィギュア2024 ペアSP】「突き抜ける爽やかさ最高❤︎」りくりゅうの圧倒的スピード感と多幸感に大興奮♪

 

日本時間3月21日から競技がスタートした世界フィギュアスケート選手権2024。この日の未明には、ペア世界王者のりくりゅうがSPに登場し、一気に目が覚めるような圧倒的スピード感と多幸感を存分に披露する演技で、首位と約4点差となる2位通過となっています。

 

 

 

今シーズンは木原選手の腰のケガの影響で、なかなか競技会に参戦することのできなかった現世界王者の2人ですが、18日からの公式練習では、四大陸選手権の時とは段違いのスピードや力強い技の数々を披露し、ファンの方々からは「まるで別人…」とまで評されていました。

 

出場を予定していたチャレンジカップを欠場し、練習に明け暮れたという2人は、最終組の6分間練習に引き締まった表情ながら、どこかリラックスした雰囲気で登場。早々に上着を脱ぎ2人のエレメンツを確認すると、その後は互いに集中して動きをイメージしていました。

 

22番滑走として登場した2人は、今シーズンのSPである「Dare You to Move」の曲に乗り、2人の衣装と会場の照明も相待って、会場中に一瞬で爽やかな風を吹かせます。朗らかな笑顔から冒頭の高さのあるトリプルツイストリフトを見せると、会場からは大きな歓声が…。

 

続くリフトの繋ぎではその華麗な演技に魅了され、最高峰のスロージャンプにも会場の方々は骨抜き状態。その声援に後押しされるかのように、スケートが楽しいことを体現してくれた2人は、新技・肩くるりんを成功させ、最後には納得のハグをすると会場はスタオベ状態。

 

大歓声の中演技を終えた2人が笑顔でキスクラに戻ると、思わずブルーノコーチと力強くハグをした木原選手。この演技で、四大陸選手権で出していた65.61点を大きく上回る73.53点を獲得し笑顔を見せると、カナダのディアナ・マキシム組に次いで2位通過となっていました。

 

演技後、2人は海外メディアに対し

 

「カナダ出身でないにもかかわらず、観客の方々からの温かい声援が嬉しかったです。

現時点でできる限りの最善を尽くしましたし、今シーズンのSPはシーズンを通してあまり良いものではありませんでしたが、今日は良かったです!

昨シーズンよりも低いスコアを予想していましたが、スコアは大会ごとに上がっているので、おそらく次の大会で80点を獲得できるでしょう(冗談)!

四大陸選手権以降、練習をたくさん積んで自信をつけていたので、笑顔で滑ることができました」

 

と語ってくれました。

 

 

そんな2人の演技を早朝からご覧になっていたファンの方々からは、

 

「りくりゅうのSP素晴らしかった❤︎

素敵な朝をありがとう!」

 

「りくりゅうのSPがあまりにも凄い!

速いし技は大きいし表現も抜群♪

感動で朝から震え泣いてます❤︎」

 

などの声が続々と寄せられていました。

 

 

そんなりくりゅうの2人は、翌22日のFSで2シーズン前のFSプログラムである「Woman」を演じることとなっており、その得点やメダルの色以上に、北京五輪からの成長に注目が集まっているようでした。

 

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