日本代表なでしこジャパンの、パリ五輪でのグループリーグでの組み合わせが3月21日に決定。その相手は多くの方々の予想通り、昨夏のW杯女王・スペインと、南米の強豪・ブラジルとなっており、そのあまりの縁にサポーターの方々からは様々な声が寄せられています。
日本時間21日4時から行なわれていた、このグループリーグの組み分け抽選会。この前にはなでしこジャパン公式SNSから、日本のグループリーグの相手予想を促す投稿もされており、サポーターの方の中には「スペインとブラジル来い!」などと冗談混じりの声も…。
【パリ #オリンピック 2024🇫🇷🏆】
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年3月19日
なでしこジャパンと同じグループになる国を予想しよう💭
日本時間の3/21(木)午前4時に組み合わせが決定!
皆さんの予想をリプライや引用リポストで教えてください✍️
POT1 🇫🇷🇪🇸
POT2 🇯🇵
POT3 🇧🇷🇨🇴
POT4 🇳🇿
※POT4のアフリカ代表は4月に決定#BEYOURBESTSELF… pic.twitter.com/MAzjTSd4qd
しかしその言葉がFIFAに通じていたのか、なんとグループCに配置された日本の相手は、ポット1からは昨夏のW杯で優勝し、最新のFIFAランク1位のスペイン、そしてポット3からは年末の親善試合で1勝1敗と互角の戦いとなっていたブラジルとなってしまったのです。
The @Olympics groups are set! 🫡
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2024年3月20日
See you at #Paris2024! 🇫🇷👋 pic.twitter.com/YqVHrmyh4U
スペインは昨夏のW杯でも同グループに配置されており、その際は4-0で快勝していた日本。しかし、ノックアウトステージに入ると世界の強豪チームを相手に勝利を重ね優勝していたことから「スペインは決勝Tで有利に進めるため日本にわざと負けたのでは…」との噂も…。
またブラジルは、W杯などでのタイトル獲得の経験はないものの、2027年に開催される女子W杯の開催に向けて、誘致だけでなく選手たちの強化にも力を入れており、最新のFIFAランクも11位から1つあげて10位になるなど、確実に力をつけているチームとなっています。
残り1枠については、アフリカからのチームとなっており、4月以降に決定するとのことですが、アフリカ最終予選で優勝したチームが入ることに…。パリ五輪では、7月25日に初戦・スペイン戦を迎え、28日にブラジル戦、31日にアフリカ枠と対戦し、グループ2位以上を目指します。
この厳しくも見えるグループ分けに、サポーターの方々からは
「現実的には2位通過を目指すことになるのかな?」
「どのグループも結構大変だけど、それに輪をかけて厳しいグループに入ったな…
それでも勝ち進んで優勝を期待してる!」
などの声が相次いでいます。
また、スペインメディアは日本との再戦について「スペインにとってかなり手強い相手だ…!」と報じると、ブラジルのサポーターの方々からは「12月に戦った時は互角だったが、次は負けないよ!」などの声が寄せられており、接戦が見込まれているようでした。
なお残る8チームについては、グループAがフランス・コロンビア・カナダ・ニュージーランド、グループBにはアメリカ・ドイツ・オーストラリア・アフリカ2位となっており、各グループの上位2チームずつが進出するノックアウトステージが8月から予定されています。
そんな注目集まるなでしこジャパンの選手たちは4月1日に再集結し、6日からアメリカで開催されるSheBelieves Cupへの出場や海外遠征を経て、パリ五輪に向けた国内キャンプを行なう予定となっています。