昨年大会に引き続き2度目の出場となったモンテギュー国際大会において、見事優勝を飾ったU-16サッカー日本女子代表。決勝で闘ったオランダのサッカー協会からは「日本の同級生は強すぎた‼︎」との表現で、悪夢のような日本戦のレビューが投稿されています。
昨年大会から出場となっていた日本は、昨年3位決定戦においてポルトガルにPKの末敗れ4位に…。それでも2度目の出場となった今年は、そのポルトガルを初戦で破ると、昨年2位のフランスとの親善試合でも快勝となっており、好調を見せる中で挑んだ決勝でした。
前半から果敢に攻めるも、幾度もあったゴール前の決定的チャンスを活かせず、得点を奪うことができなかった日本。それでも後半は、中村心乃葉選手の2得点で有利に試合を進めると、オランダ相手に2-1で勝利し大会初優勝を飾り、素敵な笑顔を見せてくれていました。
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— Mondial Montaigu (@MFMontaigu) 2024年3月31日
大会公式SNSは、「彼（女）らはチャンピオンだ！」と日本語でその活躍を称賛してくれており、そこには弾けんばかりの笑顔で優勝を喜ぶリトルなでしこたちの姿も添付。今大会2位にはオランダ、3位はスウェーデン、そして4位にフランスという結果も報じていました。
彼らはチャンピオンだ 🔥🔥🔥#Japan #U16 @jfa_nadeshiko @JFA @jfa_samuraiblue @jfa pic.twitter.com/CSrYfT9Pft
— Mondial Montaigu (@MFMontaigu) 2024年3月31日
また、決勝で対戦したオランダサッカー協会もこの試合後、日本に敗れたことを公式サイトで報告。「オレンジU-16が決勝で日本に惜敗」とのタイトルで、冒頭に若き女子オランダ代表が日本に2-1で敗れてしまったことや、優勝を逃してしまっていたことを述べると、「決勝では日本の同級生が強すぎた‼︎」と表現したのです。
その後オランダはグループステージにおいて、フランスに引き分け、メキシコに終盤のゴールで勝利したことを回想し
「決勝戦の相手は日本だったが、このチームは開始1分から手強い相手であることを見せつけた。
日本は、若きオランダチームに絶え間なくプレッシャーをかけ続け、オランダはそこから抜け出すのに苦労した。
しかし、日本は何度も決定的なチャンスを作ったにもかかわらず得点を上げることはできず、オランダは0-0のままハーフタイムで休むことができた。
後半オランダは力強いスタートを切ったが、15分にはディフェンスが突破されることになった。ビルドアップ中のロストボールに、中村心乃葉が容赦なく飛び込んできたのだ。
オランダからゴールを奪うと、中村はその10分後にもシュートを決め日本のリードを2倍にした。
ロスタイムにはオランダが盛り返すも同点ゴールは生まれず、優勝は日本にもたらされた」
として、ハーテフェルト＝ミナール監督の
「日本という世界のトップチームと闘えたことはこれ以上ない貴重な経験だ…」
との談話も付け加え、日本を称賛してくれていました。
