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【Shebelieves Cup VSブラジル】「以前にも増して攻撃的に…!」なでしこジャパン3決相手のブラジルがより攻撃的に進化‼︎

 

Shebelieves Cupの初戦でアメリカに敗れ、3位決定戦でブラジルと対決するサッカー女子日本代表なでしこジャパン。そのブラジルはカナダとPKの末に敗れていますが、ブラジルメディアによると、昨年末の頃よりもさらに攻撃的になっているとのことです。

 

 

 

日本時間4月7日に行なわれていたアメリカとの初戦では、開始30秒という早さで清家貴子選手が先制点を挙げながらも、1-2で逆転負けを喫していた日本。5万人以上という米サポーターからの声援や、米寄りともされる笛なども敗因として叫ばれていますが、池田太監督からは

 

「開始早々に先制することができましたが、 その後少しプレーが消極的になりミスが重なってしまい失点してしまいました。

我々が持っているアグレッシブさはもっと出せたのではないかなと思います。

後半メンバーを代え、少し形も変えてパワーをもたらそうとしました。

いろいろな選手を試すことができましたが、 相手の推進力にブレーキをかけられなかったシーンがいくつかありましたし、今日の試合ではパワーバランスで相手に分があったかなと思います。この敗戦を次のゲーム、そして未来につなげていきたいです」

 

とコメントすると、先制弾を放った清家選手も

 

「vsUSA!また次へ向けていい準備をしていきます。

たくさんの応援ありがとうございました!」

 

といつも通り言葉少なめに試合を振り返っていました。そんななでしこの選手たちは、すでに次の3位決定戦・ブラジル戦に目を向けているようです。

www.instagram.com

 

 

そんなブラジルは、初戦でカナダに先制しながらも同点とされ、PKの末に惜しくも敗北。この試合は多くのメディアで取り上げられているのですが、そんな中ブラジルメディアのDibradorasは「ブラジルは攻撃的なプレースタイルを貫いた!」とパリ五輪に向けた進化を称賛。

 

このメディアの記事によれば、ブラジルは今大会「強豪相手に攻撃的なゲームモデルを固めることを目指す!」としており、アメリカに敗れ準優勝となった3月のゴールドカップ時から、ベテランのマルタ選手を代表復帰させた他、若き才能を持つ選手たちも起用。

 

池田監督同様、ブラジルのアルトゥール・エリアス監督もパリ五輪に向けた選手の選考に頭を悩ませているそうですが、戦術はすでに固まっているそうで「ボールを持っていない状態でも非常に攻撃的でアグレッシブに、試合中の様々な場面でラインを前に出す」とのこと。

 

そんなブラジルの理想的な戦術を、3位決定戦の日本戦でも勝敗関係なく取り入れてくるものとみられており、招集した選手たちの積極的な入れ替えも示唆しているとのこと。そんな監督の考えを汲み取り、選手たちもステップアップのために躍動していくことを誓っています。

dibradoras.com.br

 

パリ五輪で同グループに配置され、昨年12月の親善試合からまだ日は経っていませんが、パリ五輪に向け信じた道を突き進むブラジルに対し、日本がどのような闘いを見せてくれるか期待が高まっています。

 

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