今シーズン最大のイベントであるパリ五輪に向け、4月10日から第1回目の合宿が行なわれるバレーボール男子日本代表(龍神NIPPON)。新エンブレムやハイキューコラボで盛り上がりを見せる中、各クラブで成長した代表メンバーの情報が続々入ってきています。
東京・味の素トレセンで10日から、第1回目の合宿をスタートさせるバレーボール男子日本代表。今回は代表メンバー全員が集結するのではなく、新たに招集された選手たちなどを中心に、改めて個々の能力と選手たち同士の連携を確認するものとみられています。
パリ五輪での活躍を目指し、3月には今シーズンの代表メンバーが発表。昨年ネーションズリーグで日本を初メダル獲得に導いたフィリップ・ブラン監督は、母国・フランスで開催される五輪とあって、初選出3人を含む32人でパリでのメダル獲得を狙っています。
このメンバー発表時には、「また柳田くんがいないのは残念…」などベテラン柳田将洋選手の不在を嘆く声もあがっていましたが、今年2月に日本国籍を取得し、Vリーグ男子決勝で優勝に貢献したデアルマス・アライン選手の加入などに、期待の声が寄せられていました。
そんなバレーボール日本代表を盛り上げようと、4月上旬には代表の新エンブレムが発表された他、都内の駅にハイキューコラボとなる選手たちのイラストが掲示。また、この盛り上がりに負けじと選手たちも国内外で大活躍となっており、イタリアではあの2人が躍動。
#ハイキュー の選手と #バレーボール日本代表 選手の古舘先生描きおろしコラボイラスト、最終日は #日向翔陽 選手です🏐
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2024年4月8日
本日4月8日(月)から14日(日)まで6人全員が載っているイラストが街中に登場。場所は新宿駅西口地下!#volleyball #バレーボール #ハイキュー #特命主任 #haikyu pic.twitter.com/Byx9z4Rm5T
イタリア1部リーグのセリエAで、決勝進出に向けプレーオフに臨んでいるミラノの石川祐希選手は、先に3勝したチームが決勝に進める大事な2戦目で、大量得点に成功し勝利に貢献。しかし3戦目を終え1勝2敗と追い込まれており、石川選手の活躍が期待されています。
Libero - It's all yours Yūki Ishikawa 😀#volleyball pic.twitter.com/6sjGGmGH7H
— European Volleyball (@CEVolleyball) 2024年4月7日
また、同じくセリエAでプレーオフに臨んでいるモンツァの髙橋藍選手は、すでに2敗している場面から、両チームトップとなる25得点、アタック成功率56%というとてつもない記録を叩き出し、3戦目に今シーズン4度目となるMVPを獲得するほどの活躍をみせます。
この試合での髙橋選手の大活躍の様子を、Volleyball World公式SNSが「このアウトサイドヒッターは3-2で勝利した試合で25得点の大活躍だ!」とのコメントとともに動画で報じると、世界中のファンの方々から「最高だ!」など称賛の声が続々と寄せられていました。
RAN TAKAHASHI 🇯🇵
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年4月7日
The outside hitter scored 25 points in @VeroVolley’s 3-2 win 🆚 @TrentinoVolley in game 3 of the SF series in the Italian league.
🔜 Game 4 is on April 11 at 6:30pm GMT.
📺 Watch the matches on https://t.co/Rb6x7u4lH9.
🏐 #volleyball #pallavolo #CHEPlayoff pic.twitter.com/DZpCBNV6T0
昨年のネーションズにおいても大活躍となっていたこの2人。もちろん、セッターの関田誠大選手の正確なトスや、山本智大選手の粘り強いレシーブ、さらにパワフルな攻撃で士気を高める西田有志選手らの活躍に加え、今年から新加入の選手たちにも期待が高まります。
5月末からスタートするネーションズリーグでは2大会連続となるメダル獲得に、そしてパリ五輪でもメダル獲得に向け、現在世界ランク4位の男子日本代表の歩みがスタートすることとなります。