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【四大陸選手権 ペアFS】「新たな歴史が…♪」りくりゅう!四大陸でも覇者に❤︎

 

アメリカ・コロラドスプリングスの高地で、熱戦が繰り広げられている四大陸選手権2023。

 

12日にはペアのフリーが行なわれ、思わぬミスでも圧巻の演技で首位通過となっていたりくりゅうペアが、ここでも最高の演技を披露し、年間グランドスラムに王手をかけています。

 



11日に行なわれていたショートプログラムでは、サイドバイサイドで三浦璃来選手が転倒するも、魅力溢れる演技で唯一の70点越えで見事首位通過。

木原龍一選手も「ベストな演技はできなかったが、しっかりレベルが取れた」と振り返る、充実の内容となっていました。

前日のSPではミスもある中、幸せ溢れる演技で魅了したりくりゅう photo by Twitter

 



フリー当日の公式練習では、ショートプログラムでミスがあったサイドバイサイドとともに、リフトなどを入念に確認。

6分間練習でもリラックスした素敵な笑顔でリンクインし、大歓声の中、それぞれのいつも通りにウォームアップを行なっていました。

 



大歓声の中、最終滑走として登場し、いつものように手をがっしりと組み、心を一つにすると、三浦選手のお気に入りという「Two」を情緒たっぷりに演じ始めた2人。

今シーズンのFS「TWO」 photo by Twitter

 

冒頭の高さのあるトリプルツイストを決めると、サイドバイサイドもしっかりと着氷。

その後、息の合ったスケーティングと、幸せ溢れる笑顔を見せてくれていたりくりゅう。

スロージャンプなどでGOEのマイナスはありましたが、最後まで気合いで滑り切り、会場の誰もを魅了するその演技で、フィニッシュ後には思わず倒れ込んでしまった2人。

 


会場からは2人に大きな歓声と拍手が送られ、疲れを見せながらも笑顔でその歓声に応えた2人。

キスクラのソファーまで、膝立ちで這いずった木原選手、そしてそれを支えた三浦選手には、この演技で137.05点が与えられ、総合208.24点で見事優勝となっていました。

 

直後のインタビューでは、3年前の今大会8位からの成長を、細かいミスがありながらも、厳しいトレーニングを続け、目標をもって取り組んできた結果と語ってくれた2人。

また、ショートプログラムで緊張した分、フリーでは緊張を感じないようにしたということも告白。


最後は、標高の高いところでの素晴らしい演技ができたのは、会場などで応援してくれていたファンの方々のおかげであったことを語ってくれた2人。

その素敵なコメントに、会場からはまたも大きな拍手と歓声が送られていました。

 

 

表彰式では、疲れもある中、表彰台によろよろと近づくと、いつも通りの可愛い『表彰台リフト』に、会場から歓声が。

国旗掲揚では、中央に掲げられた日の丸を見ながら、国歌を口づさんでいた2人は、写真撮影で改めて『目ダル』を披露してくれていました。

 

 


これでチャンピオンシップス初制覇となった2人には、3月末の世界選手権でも優勝の期待がかかっており、そこでも制覇となると年間グランドスラムというとてつもない快挙となることとなっています。

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