全仏OPの女子ダブルスで、不当な失格処分で注目を集めていた加藤未唯選手。
混合ダブルスでは歓喜の優勝となっていましたが、この大会後初となるリベマOPに、アーディラ・スーチャディ選手と再登場すると、世界中の方々が大注目する試合となりました。
オランダのセルトーヘンボスを会場に、6月12日から開催されている今大会。
日本時間14日から女子ダブルスの第1回戦が始まるのを前に、加藤選手はSNSで
「私の芝コートシーズンがスタートしました!
ここオランダでも、多くの方々が温かく迎えてくれて本当に嬉しいです。
ご覧のとおり、初日は芝生に足を慣らすのは難しかったのですが、ウィンブルドンまでには慣れると確信しています!」
という英語のコメントとともに数枚の凛々しい表情の写真と、アップ中に転けてしまうお茶目な姿を投稿し、ファンの方々を笑顔にさせてくれていました。
My grass court season has started🌱🌱
— Miyu Kato / 加藤 未唯 (@miyukato1121) 2023年6月13日
Really happy that a lot of people are greeting me warmly here in Holland as well.
Getting my footing right on the grass was difficult on day 1 (as you can see) but I’m sure I’ll get used to it by Wimbledon👌 pic.twitter.com/c5Eo4lxDCe
未だ、世界中のメディアや選手、そしてファンの方々から注目を集めている、加藤選手に対する全仏OP運営側の対応。
加藤選手のミスではありましたが、相手選手の抗議により審判の判定が覆る事態に、運営側に不信感が募り、加藤選手擁護の声が届けられ続けています。
そんな中、加藤選手とスーチャディ選手は、スロバキアのビクトリア・クズモバ選手・テレザ・ミハリコバ選手組との1回戦をスタート。
世界中が注目する試合の第1セットは、加藤選手側が先にブレークに成功し、ゲームカウント4-1とリードする幸先の良い展開に…。
しかし、第6ゲームからは相手の粘り強さもあり、4ゲームを連取され逆転。第10ゲームでは、3度のセットポイントを凌ぎながらブレークバックに成功しましたが、続く第11ゲームで3度目のブレークを奪われてしまい、1セット目を落としてしまいました。
加藤選手とスーチャディ選手はしっかりとコミュニケーションを取りながら続く第2セットに挑みましたが、第1ゲームでブレークを許してしまうと、直後の第2ゲームでブレークチャンスを逃してしまうなど流れを掴むことができず、セットカウント0-2で敗れていました。
この話題の試合は日本のみならず、海外でも大きく報じられており、SNS上では加藤選手とスーチャディ選手を応援するコメントが数多く寄せられ、敗退となってしまっても
「これからもあなたたちを応援するよ!」
と温かいメッセージが次々と投稿されていました。
そんな加藤選手には、日本のファンの方々からも
「2人が同じペアで再びコートに立てたことが本当に良かった♪」
「今や世界中が加藤選手に大注目していますが、気負わずリラックスして次頑張って!」
と声援が送られており、その注目と期待の高さを表していました。
そんな大注目となっている加藤選手が意気込む、最も歴史のあるグランドスラム・ウィンブルドン選手権(全英OP)は、7月3日から本戦が開催される予定となっており、ここでも加藤選手に大きな注目が集まりそうです。