7月22日から開幕するアイスショー・THE ICE 2023のリハーサルが、1会場目となる愛知のモリコロパークアイススケート場でスタート。
開場と同時に登場したりくりゅうペアは、今公演でも演じるであろう新ショートプログラムを、ファンの方々の前でお披露目しました。
祝日の月曜に日本に到着していたりくりゅうの2人は、エアカナダのサポートにより快適な空の旅となっていたようですが、カナダ・トロントと日本では13時間も時差があるため、火曜は体調を整えることに専念し、遊びに行きたい気持ちをグッと堪えていたことでしょう。
そんな2人は、19日からスタートした公開リハーサルに率先して参加。
10時の開場にはすでにリンクインすると、坂本花織選手や三原舞依選手、ルナ・ヘンドリックス選手らとともにウォームアップをし、これまで多くを語ってこなかった今シーズンの新プログラムを披露。
この日公開されたのは2人の新ショートプログラムで、そこで流されていた曲はなんと、ベートーヴェン作曲のピアノ・ソナタ第14番「月光」第1楽章。
クラシックの代表的な曲で、誰もが一度は耳にしたことのあるリズムにのせ、滑らかに滑り出していたのです。
「今シーズンは挑戦のシーズン!」と語っていた2人ですが、まさかの選曲にファンの方々は驚愕。
それでも女性ボーカルのアレンジが入っていることもあり、これまでの2人らしさも感じられつつ、グッと大人っぽく、そして芸術性が高まっているように感じたファンの方々。
1曲流さずに、何度も確認をしながら通していたりくりゅうは、デススパイラルの入り方を複雑にしていたり、リフトの降ろし方もワンアクション入ることによって、より繊細な身体の使い方をしなくてはいけなかったりと、より複雑な動きを取り入れていました。
このりくりゅうの新プログラム情報を知ったファンの方々からは、
「りくりゅうがこの曲を選ぶというのは本当に大きな挑戦!」
「今までの雰囲気からガラッと変わって今までにないセクシーな感じ♪
確かに新しいりくりゅうが見られそう❤︎」
との声が寄せられています。
また午後からはオープニングのリハーサルも行なわれ、村元哉中さんと高橋大輔さんのかなだいをはじめ、世界トップアイスダンサーに混じりオープニングに登場するようで、まだ衣装は身につけていませんが、カップル競技の魅力が詰まったオープニング群舞となりそうです。
この他にも、2人はアイスダンス3組のうちどの組かとコラボするとみられており、この日は公開されていませんでしたが、今シーズンのショートプログラムでは笑顔を封印するとのことで、昨年披露していたディズニープリンセスのようなプログラムも期待されていました。
そんなお宝情報満載の今公演のリハーサルの様子は、開幕までの3日間10時〜16時まで公開されることとなっており、愛知公演の本番は22日の12時からとなっています。