オーストラリアとニュージーランドの共同開催となっている女子W杯グループリーグ初戦で、ザンビアに勝利し好スタートを切った日本代表・なでしこジャパン。
その攻撃力などを海外メディアも称賛しているのですが、日本人ならではの出来事も大きな話題となっています。
7月22日に行なわれたCグループ初戦でザンビアと対戦し、宮澤ひなた選手や田中美南選手たちの華麗で力強いゴールなどで5-0と大勝した日本。ザンビアは直前の親善試合でドイツを破るなど注目視されていましたが、日本の快勝によりファンの方々は大興奮。
日本のボールの動きに合わせて選手たちがポジションを変えるシステムや、シュート数25本という攻撃力などを海外メディアも報じているのですが、この試合の内容や結果とは関係がないところでも、世界中の方々の間で話題となっていたなでしこジャパンの皆さん。
この話題を報じたのは、大会の公式SNS。
日本人選手が使用した後のロッカールームを投稿しているのですが、まるで使っていないかのように整った机や飲み物などが写されており、ホワイトボードには日本語とローマ字で「ARIGATOU(ありがとう)」と書かれていたのです。
Arigatou, @jfa_nadeshiko! 🫶#BeyondGreatness | #FIFAWWC pic.twitter.com/LwfjsKXayD
— FIFA Women's World Cup (@FIFAWWC) 2023年7月22日
この出来事に海外メディアも反応。
過去のW杯や国際大会などでも、男子日本代表のロッカールームも使用後は綺麗なことが話題となっていましたが、女子の今大会でも同じように自身らで整えたロッカールームの画像が投稿されると、世界中の方々がこの状況に驚愕。
「日本の選手たちはいつも綺麗に使っているよね♪」
「日本人は最高だよ!まさに愛すべき人たちだ❤︎」
などといった称賛の声も世界中から続々と寄せられており、
「ぜひ自身らの代表選手たちにも真似して欲しい!」
という声まで寄せられるほどとなっているようです。
また、この試合に訪れていた日本人サポーターの皆さんが、ゴミ袋を持ってスタジアム内を歩き回り、ゴミを拾う姿も海外メディアにより報道。こちらも数年前から海外で話題となっており、もはや日本の方々にとっては見慣れた光景となっているのですが、再び話題に…。
このことを報じた海外メディアのSNSには、「文字通り世界一のサポーターだ!」との称賛の声が書き込まれ、別の海外メディアは「この日本人による清掃活動はスポーツ界で最高の伝統だ!」と評するなど、サポーターの方々にまでその称賛の声が広がっています。
これを知った日本のファンの方々からは、
「『掃除は自分の心を磨く…』そういう気持ちが選手たちに根付いているのでしょうね❤︎」
「W杯が開催されるたびに話題になるね♪当たり前のことだけど嬉しい❤︎」
などといった歓喜の声が続々と寄せられています。
そんな試合だけでなく、素晴らしいマナーでも注目を集めるなでしこジャパンは、初戦でスペインに完敗したコスタリカと26日に戦うこととなっており、連勝なら決勝トーナメント進出が決まる可能性もあるとのことです。