カナダで行なわれていたオータムクラシック2023で、現世界女王の坂本花織選手が優勝を果たすと、大阪で開催されていたJGP日本大会でも、ジュニアのエース・島田麻央選手が異次元の演技で優勝。ファンの方々からは、歓喜の声が続々と寄せられています。
今シーズンのオータムクラシックでは、こちらも現世界王者のりくりゅうペアが今後を見据え新たな曲調や技に挑戦する中、貫禄の銀メダルを獲得すると、男子ショートプログラムで7位通過となっていた山本草太選手も、見事なフリーで巻き返し4位で大会を終えていました。
また女子フリーでは、千葉百音選手が練習でお尻を強打してしまったこともあり、ジャンプに力が入らず6位で終えていましたが、首位通過となっていた坂本選手は中盤までのジャンプの好調が後半は続かない中、それでも2位に30点差以上つける200点越えで圧巻の優勝。
Here she is in focus ✨#KaoriSakamoto #坂本花織 #ACI23 https://t.co/ngMYRjKhZp pic.twitter.com/hbvZZlSUT9
— In The Loop (@InTheLoPodcast) 2023年9月16日
この坂本選手の素晴らしい演技や美しい衣装、そして写真撮影などでの茶目っ気あふれるカオリワールドに、海外メディアからは「彼女はいたずら女王だ!」などと評されながらも、その見事な演技力を絶賛しており、世界選手権3連覇も夢ではないとみられています。
Team Canada posing for photos with the silliest blur in the background 😂#KaiyaRuiter #JustineMiclette #KaoriSakamoto #坂本花織 #ACI23 pic.twitter.com/24XPbxJTiC
— In The Loop (@InTheLoPodcast) 2023年9月16日
そして、同時に大阪を会場に開催されていたジュニアグランプリシリーズ第4戦の日本大会では、今大会がJGPデビューとなっていたさらあつカップルが4位と大健闘していましたが、男子では中村俊介選手らがフリーで得点を伸ばせず、課題を持ち帰るという展開に…。
そんなこの大会で注目を集めていたのが、ショートプログラムで首位を独占していた日本女子勢の3選手。フリーでは、3位通過の櫛田育良選手が転倒がありながらも4位となると、2位通過の髙木謠選手は自己ベストを更新する素晴らしい演技で、見事2位となっていました。
そして圧巻だったのが、首位通過となっていた島田選手。4回転トウループで転倒があり本調子ではないとのことでしたが、シーズン序盤の今大会で213.86点というとてつもない得点を叩き出すと、ISUや海外メディア、他選手たちをも震撼させるほどの演技となっていました。
ISUジュニアグランプリ日本大会(大阪)が終了しました
— 公益財団法人日本スケート連盟 Japan Skating Federation (@skatingjapan) 2023年9月16日
女子シングル #島田麻央 選手が優勝🥇#髙木謠 選手が銀メダル🥈を獲得しました
くわしい結果はこちら https://t.co/tfZ5DP59ge
来週はハンガリー大会です🇭🇺#フィギュアスケート #JGPFigure #アフロスポーツ pic.twitter.com/Uhle1xRHwm
この坂本選手と島田選手の優勝について、ファンの方々からは
「坂本花織が最強すぎた!でも、島田麻央も最強すぎだ♪」
「島田選手クラスになると年齢制限がやっぱ邪魔に感じるよな…」
などといった喜びの声が続々と寄せられていました。しかし、中には…
「島田選手はシニア女子より点数を出せるのが凄い!」
「今年の全日本選手権女子では、下剋上がおおマジであると思う!」
などの声も寄せられており、シニア最強女子の坂本選手とジュニア最強女子の島田選手の『どっちが強いの?』議論も気になるようです。
ファンの方々のコメントにもあるように、シニアとジュニアでは競技ルールが異なるため一概にどちらが強いとは言えませんが、今年12月に開催される全日本選手権にも大きな注目が集まることは間違いなさそうです。