パリオリンピックへの出場権をかけ、9月16日から熱い闘いが繰り広げられている女子バレーボールのW杯。世界ランク8位の日本は17日に18位のアルゼンチンと対戦し、初戦に続いてストレート勝利で2連勝を飾ると、海外メディアも絶賛するほどの話題となっています。
来年開催されるパリオリンピックの開催国・フランスを除く、世界ランク上位24カ国が3組に分かれて競い、各組上位2カ国が出場権を獲得できる今大会。日本は16日の初戦にペルーと対戦し3-0のストレート勝利を飾ると、ファンの方々から期待の声が寄せられていました。
FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023、#バレーボール女子日本代表 はペルーにセットカウント3-0で勝利しました。#バレーボール #volleyball#OQT #WC2023#OVERTAKE #世界を越えよう pic.twitter.com/3B3hhAzpmY
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2023年9月16日
満員の国立代々木競技場でスタートしたアルゼンチンとの第1セットは、序盤から日本がリード。井上愛里沙選手が3連続得点を奪うと、関菜々巳選手らのサービスでリードを広げ、さらに高さのある相手の攻撃もしっかりブロックし、25-18で幸先よくこのセットを先取。
第2セットも日本のいい流れは続きますが、初戦で大活躍した古賀紗理那選手が執拗にマークされ、なかなか得点が取れない状況に…。それでもセッターの関選手が左右に振り、井上選手や宮部藍梨選手らの強烈なスパイクで得点を重ね、このセットも25-18で連取しました。
第3セットはアルゼンチンが食らいつくも、日本は井上選手の連続ポイントでリードすると、最後はやはり頼れるエースの古賀選手がスパイクを決めて25-23で勝利を決めた日本。この初戦とは異なる戦いぶりでの見事な勝利に、ファンの方々は大興奮。
アルゼンチンにストレートで勝利し、開幕2連勝 FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2023年9月17日
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この試合後、日本最多得点をあげた井上選手はインタビューに対し「2連勝したが1日休んでしっかり切り替え、今日よりも更にいいパフォーマンスができるように頑張っていきたい!」と力強く語ってくれており、すでに次戦に向け気持ちを高めているようでした。
🏐FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023🏐
— フジテレビ☆バレーボール (@fujitv_volley1) 2023年9月17日
🇯🇵日本3-0アルゼンチン🇦🇷 (25-18,25-18,25-23)
チームトップの17得点!💪#井上愛里沙 選手の試合後インタビューです!🎤
📺地上波フジテレビ系列で放送!👀
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この日本の勝利に、海外のバレーボール専門メディア・Volleyball Worldは「この日の最後は開催国である日本がアルゼンチンを3-0で下し、今大会2度目のストレート勝利を飾った!井上愛里沙が17得点でアジアチームをリードだ!」と日本の勝利と井上選手の活躍を報じると、
アメリカのスポーツメディア・ESPNは、「アルゼンチンは日本にストレート負けを喫したが、自身らよりもはるかに優れた相手と対等にプレーができたのではないだろうか…」とアルゼンチンの善戦を称賛しながらも、格上の日本の圧巻の強さを報じてくれていました。
この日本の勝利を知ったファンの方々からは、
「ストレートで2連勝おめでとう!
エースがマークされたら他で取る♪
井上選手はじめ、みんな攻めてましたね♪」
と井上選手を称賛する声とともに、多彩な攻撃を生み出したセッターの関選手にも称賛の声が寄せられていました。
オリンピック出場という大事な切符の獲得を目標に、負けられない闘いが続く日本代表の火の鳥NIPPONは次戦、1勝1敗となっているプエルトリコ代表と19日に対戦することとなっています。