12月10日に幕を下ろしたGPファイナル2023。出場した4カテゴリーで7選手がメダルを獲得するなど大活躍となった日本勢ですが、豪華エキシビションでも多くの日本勢が絶品演技を披露する中、宇野昌磨選手史上『過去最高』とも評されるEXに歓喜の声が寄せられています。
プレッシャーの中、見事2連覇を達成したジュニア女子の島田麻央選手や、ジュニア男子唯一の出場ながら逆転優勝を果たした中田璃士選手。そして意外にも初タイトル獲得となっていた坂本花織選手のシニア女子に、白熱した最高の演技を披露してくれたシニア男子。
そんな見どころ満載となっていた今大会の競技が終了し、日本時間10日お昼過ぎからは、シニア・ジュニアの成績上位選手らによる豪華エキシビションがスタート。日本勢として7選手が出演してくれており、年内最後となる主要国際大会での晴れの舞台に大きな期待が…。
そんな期待が膨らむ中、1部にはトップスケーターとしてスポーティーなキラキラ衣装を身につけた住吉りをん選手が華麗に舞うと、鍵山優真選手の惹きつけられるオペラ「Werther」や吉田陽菜選手の可愛さ満点のダースベイダーなどに、観ている方々は大興奮。
2部には、ジュニア覇者の島田選手や中田選手、そして初優勝の坂本選手が競技からのプレッシャーから解放されたかのような美しくも溌剌とした演技を披露。そしてフィナーレでは、光る指輪やメガネ、蝶の羽を身につけた出演スケーターたちが会場を盛り上げていました。
そんな大興奮となったエキシビションの中でも、世界中のファンの方々から反響が多かったのが宇野選手の「Come Together」。色気漂う赤と黒の衣装で登場した宇野選手は、ビートルズの名曲で、これまで歴代のスケーターたちが演じてきたこの楽曲で情熱的に演技。
トリプルアクセルや3回転サルコウなどの美しいジャンプで盛り上げると、今シーズンはこのエキシビションナンバーでしか披露しない、宇野選手の代名詞ともなっている至高のクリムキンイーグルで魅せると、会場からの大歓声&拍手、そしてSNS上では称賛の嵐となっていました。
この宇野選手の演技を観た世界中のファンの方々からは
「彼の今シーズンのプログラムの中で、このEXプロが一番好きだわ❤︎」
「彼の滑り出しから最後まで覇気の伴うアグレッシブな音ハメは身体表現のオンパレード♪」
などといった絶賛の声が相次いでおり、
中には、
「SP、FS、EXの総合得点(私基準)で宇野昌磨選手が断トツの優勝です❤︎」
「今季の宇野さんはSP、FSだけでなくエキシのCome Togetherまでの3つがセットになっていると思う!
まさに最高のフルコースなのだ!」
などといった声も寄せられるほどとなっています。
そんな大絶賛される宇野選手をはじめ、今大会に出場した日本勢の選手たちは、12月21日から長野・ビッグハットを会場に競技がスタートする全日本選手権に向けて、調整や移動することとなっています。