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【全日本フィギュア2023】「過去に散々揉めて今更って…」JSFから事前の代表選考対象発表に期待と不安の声…‼︎

 

12月21日から競技がスタートする全日本フィギュアスケート選手権2023。日本一を争うだけでなく、世界選手権などへの代表選手が選考されるこの大会を前に、JSFが派遣選手選考基準として対象の選手を公表すると、ファンの方々からは賛否の声が寄せられています。

 

 

 

長野のビッグハットを会場に、20日に開会式と滑走順抽選、そして21日からはペアのショートプログラムを皮切りに熱い競技がスタートする今大会。選手たちだけでなく、ファンの方々も熱い想いでこの大会に臨むようで、SNSからもその熱気がメラメラと伝わります。

 

世界でもトップクラスの選手たちが集う大会で、その優雅かつ熱い闘いを期待する一方、その後の国際大会への選考では過去にトラブルも…。北京冬季オリンピックへの選考もあった一昨年は、女子シングルやアイスダンスにおいてファンの方々が納得がいかず大きな話題に…。

 

また、去年も男子シングルにおいて宇野昌磨選手が「僕が言うことではないんですけれど、この選考基準っていうものはどういったものかよく分からないですけど、嬉しく思えない部分もあります…」と発言するなど、選手たちの中にもその基準の不透明性に疑問の声が…。

 

この宇野選手の発言を重く受け止めたJSFは、大会翌日に急遽代表選考を巡り連盟と複数のコーチ、関係者らが意見交換を実施。その話し合いにおいて出席した関係者らから、『今後は選手たちへの事前の説明を求める声』などが上がっていたとのことです。

 

これが大きく影響したのでしょうか。今年はシーズンがスタートした7月19日の時点で主要国際大会の派遣選手選考基準が明示されたほか、12月18日にはGPファイナル終了時点の10日現在において、派遣選手選考基準に該当する選考対象の選手たちの名前が公開。

www.skatingjapan.or.jp

 

そこには3月の世界選手権だけでなく、1月末からの四大陸選手権、そして世界ジュニア選手権の3大会における選考基準項目と対象選手たちの名前が整理されていたのです。このこれまでにない対応に、

 

「大会前に基準を示すのは良いと思う!」

 

という声の一方で、

 

「これ自体は発表されなくても、基準に照らし合わせれば分かっていたことだけどね…」

 

「現時点での選考基準並べたところで、結局全日本の結果次第なのね…」

 

と最終的に全日本選手権の結果や、これまでの戦歴を加味するという曖昧さに不満の声も上がっています。

 

JSF側からすると、「全日本選手権だけ良い成績を残したところで…」という実力面と、今シーズンだけでなく、今後の日本フィギュア界の将来性なども色々加味したいのでしょうが、これが選考基準の文言にはないため曖昧な選考となってしまっているようです。

 

それでも、選手たちはこの大会に熱い想いで臨んでおり、そんな選手たちを応援するファンの方々もまた熱くなっています。24日22時ごろの代表発表では誰もが納得の表情となっていることを祈っています。

 

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