世界フィギュアスケート選手権2024において、銀メダルに輝いたりくりゅうペア。三浦選手の本気で悔しがる様子や、演技後表彰式に出席できなくなるまで力を出し尽くした木原選手が大会終了を告げる投稿をすると、世界中のファンの方々から称賛の声が寄せられています。
前戦である四大陸選手権から過酷なトレーニングを続け、世界王者でありながらチャレンジャー精神で今大会に挑んだ2人。SPも2シーズン前のFSも2週間ほどしか練習できなかったそうですが、ミスがありながらも、魂を揺さぶり多幸感を振り撒く演技に多くの方々が魅了。
しかし、FSで死力を尽くした木原選手はメダルセレモニー前に喘息のような症状となり欠席…。しかし、ISUの計らいで2日後に再度セレモニーが行なわれ、心温まるセレモニーとなると、木原選手は「調子が悪くなってストレッチャーに乗らせていただいたんですが、普段はリフトをする側なので、パートナーの気持ちが分かりました!オフには日本でしっかり病院を巡るツアーをしたいなと、歯医者など…」とユーモアを交えたコメントを発し、改めて自身らを支えてくれた方々に感謝の気持ちを伝えてくれていました。
この大会を終えた日本時間3月25日夜には、2人からそれぞれSNSに投稿があり、三浦選手は
「世界選手権での応援ありがとうございました。
悔しさも残りましたが、お互いを信じて積み上げてきたものが無駄ではなかったと思えた試合でした。
また、第2のホームであるカナダで世界選手権に出場できた事本当に嬉しかったです。
表彰式も再度開催してくださりとても幸せでした。
関係者の方々、選手の皆様に感謝してもしきれません。ありがとうございました。
そして今シーズンは沢山の試練があり、それらを乗り越えることで私たちは更に強くなったと実感しています。
来シーズンでは、シーズンの初めから健康な状態で試合に出場できるようシーズンオフも身体に気を遣いながら頑張っていきたいと思います。
今後とも応援の程どうぞよろしくお願い致します」
世界選手権での応援ありがとうございました。
— Riku Miura 三浦璃来 (@miurariku1217) 2024年3月25日
悔しさも残りましたが、お互いを信じて積み上げてきたものが無駄ではなかったと思えた試合でした。
今シーズンは沢山の試練があり、それらを乗り越えることで私たちは更に強くなった実感しています。 pic.twitter.com/RkZ6qP1onO
と感謝を語ると、木原選手も…
「世界選手権、たくさんの応援を頂きありがとうございました。
また、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
現在、症状は落ち着いています。
迅速に対応して下さった、大会関係者の皆様、メディカルチームの皆様、ボランティアの皆様に感謝申し上げます。
来シーズンは、シーズン初戦から健康な姿、成長した姿をお見せ出来るよう、オフシーズンから練習に励みたいと思います。
どうぞ今後とも応援宜しくお願い致します」
世界選手権、たくさんの応援を頂きありがとうございました。
— Ryuichi Kihara(木原龍一) (@ryuichi_kihara) 2024年3月25日
また、ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
現在、症状は落ち着いています。
迅速に対応して下さった、大会関係者の皆様、メディカルチームの皆様、ボラティアの皆様に感謝申し上げます。
と今の素直な言葉を、数々の素敵な画像とともに発信してくれており、これに世界中のファンの方々が反応。
感動を届けてくれた2人に称賛の声が送られる中、後輩である森口澄士選手もそれぞれの投稿に「お疲れ様でした!カッコよかったです!最高でした‼︎」とコメントを送ると、そちらにも数多くのいいねが寄せられていました。