モンテギュー国際大会初戦において日本時間3月26日、ポルトガルとの初戦を迎えたU-16サッカー日本女子代表。昨年大会は3位決定戦において敗戦していた相手ですが、1-0と勝利すると大会公式やポルトガルサッカー協会が、日本の勝利を称賛してくれています。
この試合の前には、なでしこジャパン公式SNSからフランス渡航やトレーニングの様子などが投稿されており、サポーターの方々からは「全国から選ばれた若き才能たち頑張ってきてくれ!君たちは未来のなでしこジャパンだ!」と期待の声が寄せられていました。
🔹U-16日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年3月24日
U-16日本女子代表は、3/21(木)に集合し、モンテギュー国際大会参加のため、フランスへ渡航しました✈️🇫🇷
長時間の移動による疲労を取り除き、コンディションを調整しながら、初戦のポルトガル戦に向けて、トレーニングを積み重ねていきます。… pic.twitter.com/WfdLeZmG1M
そんな中行なわれたリトルなでしこの今大会初戦。序盤からポルトガルに攻め込まれ幾度となく危機を作り出されたものの、粘り強くディフェンスししのぎ切ると、日本もサイドからのクロスや巧みなパスワークで前線へとボールを運びますが、0-0のままハーフタイムに…。
しかし後半13分、岩田琳香選手が決定的なチャンスをものにしゴールを奪うと、ポルトガルの猛攻を抑え1-0で勝利した日本。昨年は先制しながらも同点に追いつかれ、PKで敗れてしまうという悔しい思いをしていただけに、その喜びも大きかったと思われます。
この試合の様子は残念ながら日本では配信されていませんでしたが、大会公式SNSからは「プールBの初戦はジャポンが1-0で勝利!ジャポンがグループ首位に立った!」とその勝利をいち早く報じるも、残念ながらゴールを決めた岩田選手を『Itawa』と誤るミスが…。
また、ポルトガルサッカー協会からは「日本の方が上手だった…」とのタイトルでこの悔しい敗戦を報じ、「フランスで開催されたモンテギュートーナメント1回戦で、スサーナ・ブラボ監督率いるポルトガル女子サッカー16歳以下のチーム・ダス・キナスは僅差(1-0)で敗れた。ポルトガルは果敢に日本側に攻め込み、幾度となく好機を作り出したものの、53分に中村心乃葉が決めた日本チームのリードを覆すことはできなかった…」とゴールを決めた選手の名前を間違えてしまうも、怒涛の攻撃を防ぎ切った日本の強さを称賛してくれていました。
この結果を知ったサポーターの方々からは、「初戦でポルトガルを下したのは素晴らしい!」などの声が続々と寄せられており、ゴールを決めた岩田選手には、この春から進学するマイナビ仙台レディースユースからも、喜びの投稿がSNSに寄せられていました。
岩田選手の得点で勝利!!#岩田琳香#マイナビ仙台レディースユース#マイナビ仙台レディース https://t.co/YsOEatPjUA
— マイナビ仙台レディースアカデミー (@kota3424) 2024年3月25日
なおこの後リトルなでしこの選手達は、30日のスウェーデンとのグループリーグ2戦目の間に、昨年準優勝の実力をもつフランスと親善試合を行なうこととなっており、決勝リーグの前哨戦となりそうです。