モンテギュー国際大会の期間中である日本時間3月28日に、フランス代表との親善試合を行なったU-16サッカー日本女子代表。昨年大会準優勝のフランス相手に、序盤から積極的にシュートを放ち、終わってみれば3-1の快勝に、大会公式も驚愕の投稿となっているようです。
今大会のグループリーグ初戦では、昨年大会の3位決定戦で敗れたポルトガル相手に、前半はなかなかチャンスを活かすことはできませんでしたが、後半13分には中村心乃葉選手のスルーパスに反応した岩田琳香選手の得点が決勝点となり、1-0で勝利を収めたリトルなでしこ。
🔹U-16日本女子代表🔹
— JFAなでしこサッカー (@jfa_nadeshiko) 2024年3月26日
U-16日本女子代表は、3.25(月)に『モンテギュー国際大会』初戦を迎え、U-16ポルトガル女子代表と対戦しました。
チームとして初の国際試合となるこの試合。
選手たちは緊張した面持ちで試合に入りましたが、試合の主導権は日本が掴みます。… pic.twitter.com/uIeMF8U9Zp
この試合の様子は大会公式SNSで続々報じられ、数時間後には公式YouTubeでも投稿。そこには、積極的にシュートを放ったり体を張ってディフェンスをしたりする姿に加え、岩田選手のゴールをチーム全員で喜ぶ姿があり、充実の内容となっていました。
そんな大会期間中に、タイトなスケジュールではありますが貴重な機会と開催国・フランス代表と闘ったリトルなでしこの選手たち。今大会フランスとは別グループなのですが、互いに各グループにおいて首位を走っている両チームとあって、注目が集まっていました。
フランスの曇り空の中、日本は桜色のユニフォームを着用してキックオフすると、前半序盤に今大会初戦でアシストをあげていた中村心乃葉選手が、相手を交わしての中央突破からシュートを放ち嬉しい先制。その後も、飯田雫瑠選手が追加点をあげ波に乗ります。
しかし、昨年準優勝の実力をもつフランスも黙ってはおらず反撃に遭うと、1点を返されてしまった日本。それでも果敢にボールを奪いゴール前にボールをあげると、最後は初戦唯一の得点をあげていた岩田琳香選手がトドメの3点目を奪取し、3-1の快勝となっていました。
大会公式SNSでは、この試合の様子を熱く報じてくれており「フランス対日本の試合終了。最終スコア3-1で日本が勝利!日本のストライカーは中村心乃葉、飯田雫瑠、岩田琳香。リア・ガロードはこの試合で得点した唯一のフランス人ストライカーだ」と日本の勝利を報じ、得点のたびにSNSを更新させ、選手たちのリアルな姿を伝えてくれていました。
Match terminé entre la France 🇫🇷 et le Japon 🇯🇵, score final 3-1 pour le Japon ⚽️!
— Mondial Montaigu (@MFMontaigu) 2024年3月27日
Konoha NAKAMURA, Shizuru IIDA et Rinka IWATA sont les buteuses japonaises 🔥
Lia GALODE est la seule buteuse française dans ce match 🔚 pic.twitter.com/cxwY8Py6Vn
この試合は大会には影響しない親善試合なのですが、両チームとも各グループの首位を走っていることから、おそらく順位決定戦でも対戦する相手になるものとみられています。
(この試合終了後に、各グループの2戦目が終了した結果により更新されており、日本・フランスともに2位となっています…)
なお日本時間30日2時からは、スウェーデンとのグループリーグ最終戦が控えており、ここで勝利するとグループ首位通過となり、4月1日からの順位決定戦でグループAの2位通過のチームと対戦することとなります。