日本時間7月28日未明、パリ五輪グループリーグ2戦目においてマリ代表と対戦したサッカーU-23日本代表。両チーム積極的にゴールを狙う展開の中、山本理仁選手の執念のゴールや小久保玲央ブライアン選手のファインセーブにより、日本は見事2連勝となっています。
グループステージ初戦においてパラグアイと対戦し、序盤攻め込まれるシーンもあったものの、後半の猛攻により5-0と快勝していた日本。この日本の勝利を海外メディアも、「五輪開幕戦のパラグアイ戦で日本は5つ星のパフォーマンスを見せた♪」など称賛していました。
続くマリ戦に向けても大きな注目が集まっており、AFC(アジアサッカー連盟)は「続くマリ戦に集中することがすべてだ。オープニングゲームでのミスを修正できれば、より良いパフォーマンスを発揮できる」とする力強い大岩剛監督談を掲載し、期待感を示していました。
初戦で勝ち点3と大量5得点のアドバンテージがある日本に対し、イスラエル戦でのドローで勝ち点1のマリは、この試合の序盤からロングボールを入れ積極的にゴールを狙いますが、日本は小久保玲央ブライアン選手らの固い守りで阻止し、パスをつなぎゴールを伺います。
互いに攻めあぐねていた前半は両チーム得点をあげることはできず、迎えた後半。両チームともに流れを変えたいと選手交代を多用した後半35分、細谷真大選手のドリブルからクロスを入れ、佐藤恵允選手のシュートを相手GKが弾いたところを山本理仁選手が押し込み先制。
その後、負けられないマリは日本ゴールに襲いかかり、強く蹴ったシュートが日本DFの腕に当たり、VARの結果マリのPKに…。しかし、相手シューターのシュート傾向を把握した日本の守護神・小久保選手はそれを読みゴールを割らせず、このまま試合終了となりました。
🔹️試合終了🔹️
— サッカー日本代表 🇯🇵 (@jfa_samuraiblue) 2024年7月27日
🏆第33回 #オリンピック 競技大会(2024/パリ)
⚔️グループステージ第2節
🇯🇵U-23日本代表 1-0 U-23マリ代表🇲🇱
⌚️4:00(🇯🇵)
📺#TBS 系列にて生放送
📺#NHKBS にて生放送
📱#TVer
🔗https://t.co/nyToqHI15K#ともに掴もう最高の瞬間を @Olympics #Paris2024 #パリ2024 @TeamJapan… pic.twitter.com/ys9MsVLa64
この日本の勝利に、日本の方々から
「PK献上した時ほんとバクバクした…
GKコーチと小久保さすがでした!」
「純然たるU23な上に世代最強メンバーも組めてない今回だが強いよ!
大岩さんめちゃくちゃ良いチーム作ってるね♪」
などの称賛の声が相次ぐと…AFCからは、公式SNSにおいて日本の勝利を伝えた上で「リヒトヤマモトが日本をパリ2024の準々決勝へ押し上げた!」と報じると、多くのサポーターやファンの方々から多くのいいねが寄せられ、一気にアジア中にその嬉しい情報が拡散されていました。
FT | 🇯🇵 Japan 1️⃣-0️⃣ Mali 🇲🇱
— #AsianQualifiers (@afcasiancup) 2024年7月27日
Rihito Yamamoto sends Japan into the #Paris2024 Quarter-Finals! pic.twitter.com/LDkUvKEYEh
またマリサッカー連盟はこの試合後、公式SNSにおいて「パリ五輪サッカー第2戦は幕を閉じた。本日のアフリカカルテットの結果はこちらです…」と言葉少なめに日本戦での敗戦を報じると、残念な結果に嘆きの声が続々と寄せられていました。
The curtains close on Matchday 2 at #Paris2024. 🔚
— CAF_Online (@CAF_Online) 2024年7月27日
Check out the results of our African quartet from today. ⚽ pic.twitter.com/anE7iDL5T1
この勝利により、ノックアウトステージ進出を決めた日本のグループリーグ最終戦は、日本時間7月31日4時からのイスラエル戦となっており、余裕ができたことでターンオーバーが期待されていました。