U-20女子アジアカップの優勝トロフィーをかけ、予選で1度敗北している北朝鮮と闘う日本代表・ヤングなでしこ。この試合前日には、AFCから両チーム監督を特集した記事が投稿されており、狩野倫久監督の戦術的才覚と指導力に期待の声が続々と寄せられています。
予選となるグループリーグにおいては、すでにノックアウトステージ進出を決めていた日本に対し、負けられない闘いと闘志むき出しで挑んできた北朝鮮が戦っており、その際は日本のミスを見逃さなかった北朝鮮が勝利し、この決勝では日本のリベンジマッチとなっています。
この試合の前日となる15日には、AFCから両チーム監督を特集した記事が投稿。「コーチを知る：狩野倫久（日本）」と題して、狩野監督が杭州アジア大会で日本代表を率いて優勝し、日本サッカー史にその名を刻むまであと1勝に迫っていることを明記。
また、狩野監督のブラジルでも活躍した選手時代の経験や、引退後のコーチ歴などを明らかにした上で、U17やU19の女子日本代表チームを指導した際には、若い選手たちの能力を最大限に引き出す手腕により、連勝街道を走り続けてきたことを書き記していました。
その上で、「狩野ジャパンが土曜に行われる今大会決勝で、すでにトロフィー・キャビネットにある6つのトロフィーに加え、新たなトロフィーを手にするためには、狩野氏の戦術的な才覚と指導力が必要である！」と狩野監督のこれまでの采配を絶賛したのです。
対する北朝鮮の監督・リ・ソンホ氏に関しては、「彼の際立っている点があるとすれば、決断を下す際の大胆不敵さだろう…」として、コーチ歴自体は狩野監督らに比べ圧倒的に少ないにも関わらず、その大胆さが功を奏し、決勝まで駆け上がってきたことを称賛。
また、テクニカルの部分だけでなくチームスピリットに優れた選手たちを育成してきたことを述べ、予選では日本に勝利してきていること、さらには続く決勝においても選手たちの士気を高め、タイトルが手の届くところにあると固く信じているとしているのです。
この大事な一戦を前に、チームを率いる狩野監督には
「狩野監督ってもしかしてやる人なのか？アジア大会優勝はやっぱりすごいし…」
「狩野監督の努力や采配はもちろん、それと選手の頑張りがあっての今でしょう♪」
など監督を称賛する声も寄せられていました。
なおグループステージ第3戦の際は、日本の勝利が約1.5倍、北朝鮮の勝利が約4.9倍というオッズの中勝利した北朝鮮ですが、今回は16日6時時点で日本の勝利が平均1.92倍、北朝鮮の勝利が平均3.54倍と、ベットする方々も前戦を踏まえ接戦になると見ているようです。
この注目集まる北朝鮮との決勝戦は、ウズベキスタンのJar Stadiumを会場に日本時間16日22時キックオフとなっており、地上波でのTV放送を求める声が上がっていますが、DAZNでの配信のみとなっています。
