バレーボール・U17女子世界選手権において、日本時間8月19日にプエルトリコと対戦した日本。前戦をストレート勝利する相手に対し、攻守ともに正攻法で強さを見せつけた日本が3-0と勝利し開幕2連勝を飾ると、予選最終戦を待たずに首位通過が決定しています。
この前日の大会初戦において、チャイニーズタイペイを3-1で下し、アジアチャンピオンとして優勝に向け順調な歩みを進めていた日本。この日の相手プエルトリコは、クロアチアとの初戦を3-0のストレートで下しており、勢いそのままに日本戦に挑んでいました。
DAY 1 RESULTS OF GIRLS U17 WORLD CHAMPS:
— Volleyball World (@volleyballworld) 2024年8月18日
Argentina 🇦🇷 3-0 🇪🇬 Egypt
China 🇨🇳 3-0 🇹🇭 Thailand
Italy 🇮🇹 3-2 🇲🇽 Mexico
Türkiye 🇹🇷 3-0 🇪🇨 Ecuador
Puerto Rico 🇵🇷 3-0 🇭🇷 Croatia
Dominican Republic 🇩🇴 3-1 🇨🇦 Canada
Brazil 🇧🇷 3-0 🇵🇪 Peru
Japan 🇯🇵 3-1 Chinese Taipei
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そんな両チームのぶつかり合いとなった第1セットですが、初戦同様強烈なサーブで相手を翻弄すると、狙い所を読ませないアタックで次々とポイントを重ねた日本。これに対応できない相手に容赦なく襲いかかった日本は、25-10と圧倒的強さを見せつけこのセットを奪取。
しかし続く第2セットは、プエルトリコもタイムアウトを取りながら日本のスピードある攻撃に対応。それでもタイムアウトの度にしっかり礼をし笑顔でコートに入る日本は、終盤に追いついてきた相手を、最後はブロックでシャットアウトしこのセットも25-23と奪います。
第3セットも序盤から喰らいつくプエルトリコに対し、緩急をつけた攻撃で惑わし連続ポイントを奪いますが、中盤にかけ追いつかれてしまった日本。それでも、高さとパワーで勝る相手を技術と粘り、そしてチームワークでねじ伏せ、25-23とストレートで勝利した日本。
この日本の開幕2連勝を知ったファンの方々からは、
「日本は本当に力強くて、見ていてワクワクするチームだな♪」
「オフェンスもディフェンスも正攻法で勝負って感じで、見ていて清々しい!」
などの称賛の声が寄せられており、次戦への期待も寄せられていました。
また海外メディアのVolleyball Worldは、この試合を無料ライブ配信しており、公式サイトやSNSでは前日の各プールの試合をまとめた記事を投稿。初戦勝利の日本とプエルトリコの対戦について「2日目最終の試合で対戦する両チームは無敗でいようとしている…」と注目。
そんな両チームの対決が日本の勝利に終わったことに加え、この試合の前に行なわれていたクロアチア対チャイニーズタイペイの試合でクロアチアが2敗目を喫していたため、この時点で日本はプールD首位通過が決定し、大会初優勝に向け順調に歩みを進めています。
なおこの後日本は、20日に予選最終戦クロアチア戦となっており、翌日からはファイナルラウンドでの決勝に向け、プールB4位のチームと戦うこととなっています。