バレーボール・U17女子世界選手権で開幕2連勝と波に乗る日本は、日本時間8月20日プールD最終戦でクロアチアと対戦。高さのあるブロックに苦戦する場面もありましたが、狙い済ませたサーブや、緩急をつけたスパイクで3-1と勝利すると、歓喜の声が寄せられています。
開幕戦のチャイニーズタイペイを3-1で下した日本は、続くプエルトリコも3-0のストレート勝利で破り、プールDの首位に…。対するクロアチアは開幕2連敗となっており、翌日から続くラウンド16以降に向け、日本戦で1セットでも稼いでおきたいところとなっていました。
この試合の前日、海外メディアのVolleyball Worldからは「翌日のプール最終戦で、クロアチアは無敗のプールリーダーとの厳しい試合においてリマでの初勝利を収めようとしている…」と報じるなど、これまでの戦歴から厳しい戦いになるであろうことが語られていました。
そんな対照的な両チームの試合の第1セットは、日本の強烈なスパイクからスタート。しかし、ヨーロッパ予選を勝ち抜いてきたクロアチアも粘りを見せなんとか日本に喰らいつきますが、打っても打っても拾い打ち返してくる日本の根気に負け、25-17と落としてしまいます。
アジア予選同様、無敗で勝ち進みたい日本でしたが、第2セットから高いブロックを武器に襲いかかるクロアチアにリードを許し、21-25と奪われてしまいます。それでも第3セットからは、相手のブロックを翻弄する緩急のあるスパイクで対応し、25-15と王手をかけた日本。
第4セットは終盤まで一進一退の攻防を繰り広げた両チームですが、先に20点台にのせたのは日本。しかし、そこから長いラリーを互いに制するなど激闘となりましたが、最後は日本がお返しと言わんばかりの完璧なブロックでトドメを刺し、25-20と勝利した日本。
この結果を知ったファンの方々からは、
「U17女子もいいバレーしてますね♪
サーブも前後の揺さぶりとかはっきりしてるし、高さ出ててすごくいい!」
「若き日本の選手たちから出るキラキラ笑顔が素敵❤︎
世界の舞台で弾けてる!!」
などの声が続々と寄せられていました。
なおプールDで無敗の首位通過となった日本は、21日のラウンド16最終戦で、プールB4位のエクアドルと対戦することとなっており、ここでも初代女王に向け順調な歩みを進めてくれることでしょう。