中国で開催中のサッカー・U-15女子選手権に出場しているU-15女子日本代表。日本時間8月20日にはチャイニーズタイペイとの試合が行なわれたのですが、ピッチに水が浮くほどの大雨の中での開催に、サポーターの方々からは選手たちへの労いの声が寄せられています。
前戦の韓国戦では、守りを固めた相手に一瞬の隙をつかれたカウンターを受け、前半を1-0で折り返していた日本。終盤までなかなか固い守備を突破することができなかったのですが、試合終了間際に池田柚葉選手が執念のゴールを見せてくれ、ドローとなっていました。
この試合後、中1日というハードスケジュールで行なわれたチャイニーズタイペイとのグループ2戦目は大雨の中でのスタート。ピッチはほぼ水田のように水が浮き、ボールはすぐ止まってしまうか、スリップしてしまうような悪条件の中、挑んだU-15日本代表の選手たち。
前半から相手ゴールに襲いかかりますが、ピッチに浮いた水のせいでボールが足につかず、思うようにコントロールできない状態…。それでもなんとかゴール前までゴールを運ぶと、徐々に小雨になってきた前半32分にミドルシュートを決め、1-0で前半を折り返した日本。
足がとられ思うようなプレーができず、体力だけが消耗する試合となった後半も、開始直後から積極的に攻めた日本が2連続得点をあげると、また強い雨が打ちつける試合終了間際の5分間で立て続けに2得点と、大量5得点のクリーンシートで2戦目を終えた日本。
この過酷な状況の中しっかり勝ち切った日本には、サポーターやファンの方々から
「選手の皆さん!厳しいコンディションでしたがお疲れ様でした♪
国際試合行うピッチじゃないよね…」
「あの中でもいい動きができていた選手たちは素晴らしい!」
などの声が…。
今回のこの試合も、EAFF(東アジアサッカー連盟)からライブ配信されており、アーカイブも残っているのですが、あまりの雨での機材トラブルか、得点シーンがあまり映されていないなど残念なこととなっていたものの、選手たちの健闘はよく伝わってきていました。
なおU-15日本女子代表の選手たちは、21日に各チームとの文化交流イベントに参加し、23日はホーム・中国と対戦することとなっています。